明石市議会 > 2017-03-09 >
平成29年建設企業常任委員会( 3月 9日)

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  1. 明石市議会 2017-03-09
    平成29年建設企業常任委員会( 3月 9日)


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    平成29年建設企業常任委員会( 3月 9日)                             建設企業常任委員会                           平成29年3月9日(木)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(6人)   国出委員長             永井副委員長   寺井委員   久枝委員   三好委員   梅田委員 〇欠席委員(1人)   西川委員 〇出席説明者   森本副市長  福田理事(技術担当)  西川公営企業管理者   舟橋土木交通部長  鈴見都市整備部長  山本下水道部長   久保田政策室長  岡田政策室課長  ほか所管各部の次長・課長 〇議 事  (1) 下水道部・水道部関係
      ① 付託された議案の審査      議案(4件)      議案第22号 平成28年度明石市水道事業会計補正予算(第             2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3      議案第23号 平成28年度明石市下水道事業会計補正予算             (第2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5      議案第38号 平成29年度明石市水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・ 8      議案第40号 平成29年度明石市下水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・12   ② 報告事項(1件)    ア 「明石市水道事業経営戦略」(案)についての意見公募結果及      び「明石市水道事業中期経営計画」(案)について・・・・・・・・・・・・・・・・17   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20  (2) 土木交通部・都市整備部関係   ① 付託された議案の審査      議案(8件)      議案第15号 平成28年度明石市一般会計補正予算(第4号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21      議案第18号 平成28年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会             計補正予算(第1号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26      議案第7号 明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正す             る条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27      議案第10号 明石市墓園条例の一部を改正する条例制定のこ             と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29      議案第26号 市道路線認定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32      議案第27号 平成29年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕・・・・34      議案第31号 平成29年度明石市公共用地取得事業特別会計             予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39      議案第32号 平成29年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会             計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40   ② 報告事項(4件)    ア 第2次明石市交通安全計画について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41    イ 明石市自転車利用環境向上計画について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47    ウ 西明石清算事業団用地等の活用について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51    エ 平成29年4月組織改正案について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63                            午前9時59分 開会 ○国出委員長  おはようございます。少し早いですけれども、ただいまから建設企業常任委員会を開会いたします。  本日は、当初予算以外の議案は採決まで行い、当初予算議案は説明のみ受け、質疑及び採決は2回目の委員会で行う予定です。また、報告は本日行い、その他の項は2回目の委員会で行いますので、よろしくお願いいたします。  なお、本日、西川委員は療養のため欠席となっておりますので、合わせましてよろしくお願い申し上げます。  それでは、議事に入ります。最初は下水道部、水道部関係でございます。付託されました議案の審査、議案は4件ございます。  議案第22号、平成28年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)について、説明を求めます。  吉本水道部次長兼総務課長。 ○吉本水道部次長兼総務課長  水道部次長の吉本でございます。  議案第22号、平成28年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、議案書に基づき説明いたします。  議案書、1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量の補正ですが、年間総配水量を大口使用者や一般家庭における使用水量の増加などに伴い、21万立方メートルふやし、3,294万立方メートルとするものです。また、第3次整備事業を4億500万円減額し、1億9,850万円に、老朽管整備事業を1億3,000万円減額し、6億8,200万円とするもので、いずれも工期延期や入札差金によるものです。  次に、第3条、収益的収入及び支出の補正ですが、収入の第1款 水道事業収益を1億3,918万7,000円増額し、68億7,461万円とするもので、これは水道料金及び施設分担金の増加によるものです。  次に、支出の第1款 水道事業費用を4,600万円減額し、62億8,256万2,000円とするもので、これは動力費の減少によるものです。  2ページをお開きください。  第4条、資本的収入及び支出の補正ですが、予定額のうち収入の第1款 資本的収入を5億500万円減額し、5,410万3,000円とするものです。これは、新規借り入れの抑制のため、企業債を減額したことによるものです。  次に、支出の第1款 資本的支出を6億6,852万8,000円減額し、23億2,885万6,000円とするものです。これは、建設改良費を減額したことによるものです。予定額の補正に伴い、予算第4条本文、括弧書き中、「不足する額24億3,828万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億2,237万7,000円及び減価償却費等過年度分損益勘定留保資金23億1,590万4,000円で補てんするものとする。」を「不足する額22億7,475万3,000円は、減債積立金処分額6億1,000万円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,349万3,000円及び減価償却費等過年度分損益勘定留保資金15億9,126万円で補てんするものとする。」に改めるものです。  第5条、企業債の補正ですが、企業債の減額に伴い、予算第6条中、第3次整備事業の「限度額2億円」を「限度額ゼロ円」に、老朽管整備事業の「限度額3億円」を「限度額ゼロ円」に改めるものです。  第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正ですが、予算第9条に定めた職員給与費を1,800万円減額し、7億266万6,000円に改めるものです。なお、補正後の職員給与費の明細については、6ページの補正予算給与費明細書をご参照ください。  次に、第7条、他会計からの補助金の補正ですが、一般会計からの補助金について、65歳以上単身世帯に対する基本料金減免の申請者数などが減少したため、予算第10条中、「4,493万7,000円」を「4,293万7,000円」に改めるものです。  13ページをお開きください。  平成28年度明石市水道事業会計補正予算説明書に基づき、主な内容について説明いたします。まず、収益的収入及び支出のうち、収入ですが、款 水道事業収益、項 営業収益、目 給水収益は、大口使用者や一般家庭における使用水量の増加に伴い追加更正するものです。項 営業外収益、目 雑収益、節 施設分担金は、新規給水件数の増加に伴い追加更正するものです。  14ページをお開きください。  次に、支出ですが、款 水道事業費用、項 営業費用、目 原水及び浄水費、節 動力費、及び節 薬品費は、燃料費調整額や薬品の落札単価の減少により、更正減するものです。目 総係費、節 退職給付引当金繰入額は、退職手当支給後の退職給付引当金へ繰り入れする額が増加したことにより、追加更正するものです。目 減価償却費、節 有形固定資産減価償却費は、前年度に取得した固定資産が減少したため更正減するものです。項 営業外費用、目 消費税及び地方消費税は、建設改良費の減少に伴い、納税額が増加したため追加更正するものです。項 特別損失、目 その他特別損失は、任意繰り上げ償還に伴う補償金発生額が減少したため更正減するものです。  15ページに移りまして、資本的収入及び支出のうち、収入ですが、款 資本的収入、項 企業債は、新規借り入れの抑制のため更正減するものです。これにより、本年度の企業債未償還残高は約98億円となる見込みです。  次に、支出ですが、款 資本的支出、項 建設改良費、目 第3次整備事業費、目 老朽管整備事業費、目 建設改良事業費は、いずれも工期延期や入札差金により更正減するものです。項 企業債償還金は、任意繰り上げ償還に伴い償還元金が増加したため追加更正するものです。  以上で、議案第22号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○国出委員長  議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございますでしょうか。よろしいでしょうか。  ご質疑、ご意見ございませんので、以上で質疑を終わります。  それでは、おはかりいたします。  議案第22号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第22号は原案どおり承認することに決しました。  続きまして、議案第23号、平成28年度明石市下水道事業会計補正予算(第2号)について議題に供します。  説明を求めます。  植田下水道部次長。 ○植田下水道部次長  下水道部次長の植田でございます。  議案第23号、平成28年度明石市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、議案書によりご説明いたします。  恐れ入りますが、議案書、下の1ページをお開きください。  まず、第2条、業務の予定量の補正ですが、排水戸数及び年間総処理水量の増加に伴いまして変更するもので、排水戸数につきましては500戸増の13万2,800戸に、年間総処理水量につきましては58万9,000立方メートル増の3,660万9,000立方メートルにしようとするものでございます。また、主要な建設改良費では、管渠整備費を5億6,460万円減額し25億923万4,000円に、ポンプ場整備費を1億3,006万円減額しゼロ円に、処理場整備費を2億1,600万円減額し、5億4,226万6,000円にしようとするものでございます。  次に第3条、収益的収入及び支出の補正ですが、収入の第1款 下水道事業収益中、第1項 営業収益を8,000万円増額し、第2項 特別利益を4万6,000円増額しまして、第1款 下水道事業収益の総額を93億7,336万8,000円にしようとするもので、これは下水道使用料の増加などによるものでございます。  支出の第1款 下水道事業費用中、第1項 営業費用を4,405万円増額し、第2項 営業外費用を2,400万円減額しまして、第1款 下水道事業費用の総額を88億4,825万6,000円にしようとするもので、これは退職給付費の増額などによるものでございます。  次の第4条、資本的収入及び支出の補正ですが、次の2ページをお開き願います。  収入の第1款 資本的収入中、第1項 企業債を3億6,380万円減額し、第2項 固定資産売却代金を3万3,000円増額し、第3項 国庫補助金を4億8,990万円減額しまして、第1款 資本的収入の総額を36億9,445万4,000円にしようとするものでございます。これは、国庫補助金の内示に基づく減額などによるものでございます。  次に、支出の第1款 資本的支出中、第1項 建設改良費を9億1,616万円減額し、第1款 資本的支出の総額を69億1,732万4,000円にしようとするものでございます。これは、主に国庫補助金の内示に基づき工事請負費などの減額をすることによります。  恐れ入りますが、1ページにお戻り願います。  下から1行目、第4条ですが、予算第4条本文中、括弧書き中、「不足する額32億8,536万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,608万1,000円、引継金3億1,000万円及び減価償却費等当年度分損益勘定留保資金29億1,928万2,000円で補てんするものとする。」を、「不足する額32億2,287万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,217万5,000円、引継金6億6,442万1,000円及び減価償却費等当年度分損益勘定留保資金24億9,627万4,000円で補てんするものとする。」に改めようとするものでございます。  また、2ページ中段、第5条の企業債の補正ですが、予算第6条で定めた限度額につきまして、「23億8,610万円」を「20億2,230万円」に改めようとするものでございます。  第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正ですが、職員給与費を200万円増額しまして、7億5,069万8,000円に改めようとするものでございます。  引き続きまして、おのおの補正の内容についてご説明させていただきます。  恐れ入りますが、13ページをお開き願います。  平成28年度明石市下水道事業会計補正予算説明書によりまして、主なものについてご説明させていただきます。収益的収入及び支出のうち、収入ですが、款 下水道事業収益、項 営業収益、目、節 下水道使用料は、処理水量の増加により増額しようとするものでございます。項 特別利益、目、節 固定資産売却益は、不用となった公用車の売却益を追加しようとするものでございます。  続きまして、支出ですが、款 下水道事業費用、項 営業費用、目 管渠費から14ページの総係費までのそれぞれの目におきまして、節 給料、手当等、賞与等引当金繰入額、賃金、法定福利費及び退職給付費につきましては、当初予算時からの職員構成の変動などに伴い、追加または減額しようとするものでございます。  恐れ入りますが、13ページにお戻り願います。目 管渠費及び目 処理場費、それぞれの節 委託料につきましては、入札差金などにより減額しようとするものでございます。  恐れ入りますが、14ページをお開き願います。目 業務費、節 負担金につきましては、水道部への徴収事務負担金を追加しようとするものでございます。目 総係費、節 負担金につきましては、一般会計への事務負担金などを追加しようとするものでございます。項 営業外費用、目 支払利子及び企業債取扱諸費、節 企業債利息につきましては、執行残を減額しようとするものでございます。  15ページに移りまして、資本的収入及び支出のうち、収入ですが、款 資本的収入、項、目、節 企業債につきましては、執行見込みにより減額しようとするものでございます。項、目、節 固定資産売却代金につきましては、不用となりました公用車の売却に伴い、増加しようとするものでございます。項、目、節 国庫補助金は、国の内示に合わせて減額しようとするものでございます。  次に、支出ですが、款 資本的支出、項 建設改良費、目 管渠整備費及び目 処理場整備費のそれぞれの目におきまして、節 給料、手当等、賞与等引当金繰入額及び法定福利費につきましては、職員構成の変動などに伴い、増加または減額しようとするものでございます。目 管渠整備費、目 ポンプ場整備費及び目 処理場整備費の節 委託料及び節 工事請負費につきましては、国庫補助金の内示に基づき減額しようとするものでございます。その他につきましては、執行残を減額しようとするものでございます。  以上で、議案第23号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○国出委員長  議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございますでしょうか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  下の1ページの第2条のポンプ場整備費、これは全く工事をしなかったということなんですかね。 ○国出委員長  下水道施設課長。 ○鈴木下水道施設課長  おっしゃるとおりで、ポンプ場につきましては、交付金が予想より少なかったために、処理機能の喪失につながるリスクが高いものから順に発注した結果、ポンプ場の整備工事がゼロとなっております。  ただ、来年度、改めて予算化しまして、早期の発注に努める予定でございます。  以上です。
    ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  国の補助事業でもないということですか。 ○国出委員長  下水道施設課長。 ○鈴木下水道施設課長  下水道施設課長でございます。  補助金を受ける交付金対象の工事でございます。 ○国出委員長  他にございますか。よろしいですか。  それでは、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第23号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第23号は原案どおり承認することに決しました。  続きまして、議案第38号、平成29年度明石市下水道事業会計予算につきまして、説明を求めます。  吉本水道部次長兼総務課長。 ○吉本水道部次長兼総務課長  水道部次長の吉本でございます。  議案第38号、平成29年度明石市下水道事業会計予算につきまして、議案書に基づき説明いたします。  1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量ですが、(1)の給水戸数は、平成28年度当初予算に比べ1,200戸増の13万7,900戸を予定しています。(2)の年間総配水量ですが、平成28年度当初予算に比べ12万立方メートル減の3,261万立方メートルを予定しています。(4)の1日平均配水量は、8万9,342立方メートルを予定しています。(3)の主要な建設改良事業ですが、第3次整備事業として9億6,850万円を予定するもので、自家発電設備電気工事及び配水管布設工事など、ライフラインの確保に向けた整備事業です。次の老朽管整備事業では、老朽管の布設がえ工事として5億9,700万円を予定しています。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額のうち、収入ですが、第1款 水道事業収益全体では67億375万6,000円で、平成28年度当初予算に比べ3,166万7,000円の減収を予定しています。  次に、支出ですが、第1款 水道事業費用全体では62億7,981万6,000円で、平成28年度当初予算に比べ4,874万6,000円の減額を予定しています。  2ページをお開きください。  第4条、資本的収入及び支出ですが、収入の第1款 資本的収入は5億3,648万円で、平成28年度当初予算に比べ2,262万3,000円の減収を予定し、支出の第1款 資本的支出では、平成28年度当初予算に比べ1億857万4,000円増の31億595万8,000円を予定しています。その上の第4条、括弧書きですが、資本的収入が資本的支出に対し不足する額25億6,947万8,000円については記載のとおり補填しようとするものです。  第5条、企業債ですが、第3次整備事業及び老朽管整備事業の財源としての企業債限度額並びに起債の方法等を定めたものです。  3ページに移りまして、第6条、一時借入金については、その限度額を5億円に定めようとするものです。第7条では、予定支出の各項の経費の金額の流用範囲を定めようとするものです。第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び交際費について、記載のとおり定めようとするものです。第9条は、他会計からの補助金として、65歳以上、単身世帯への基本料金の減免措置などに対する一般会計からの補助を受けようとするものです。第10条は、水道メーターや水道管の修理材料の棚卸資産の購入限度額を記載のとおり定めようとするものです。  恐れ入りますが、22ページをお開きください。  平成29年度明石市水道事業会計予算説明書に基づき、主な内容について説明します。まず、収益的収入及び支出ですが、収入で款 水道事業収益、項 営業収益、目 給水収益、節 水道料金については、左の表に記載のとおり、年間総配水量3,261万立方メートル、年間有収水量は、平成28年度当初予算に比べ10万立方メートル減の3,175万立方メートル、年間総配水量に占める年間有収水量の割合を示す有収率は97.4%、右の表、供給単価については0.37円減の181.73円を予定しています。その結果、平成28年度当初予算に比べ3,000万円減の57億7,000万円を予定しています。目 受託工事収益のうち、節 その他工事収益は、配水管移設工事などの受託工事収益です。目 その他営業収益のうち、節 消火栓維持負担金は、消火栓補修に係る一般会計からの負担金です。節 下水道使用料徴収事務負担金は、下水道使用料徴収事務受託に係る収入です。項 営業外収益、目 受取利息、節 預金利息は、事業運営資金の預金利息です。目 他会計補助金、節 一般会計補助金は、水道料金の基本料金減免措置などに係る補助金です。目 長期前受金戻入は、補助金などにより取得した償却資産の当年度減価償却見合い分に係る収入です。  23ページに移りまして、目 雑収益のうち、節 施設分担金は、給水装置の新設及び増径に伴う分担金です。  次に、支出ですが、款 水道事業費用、項 営業費用、目 原水及び浄水費のうち、節の給料から法定福利費までは、職員20名と短時間勤務職員4名分の人件費です。節 委託料は、水質検査業務や浄水場及び配水場等の運転管理業務、自動制御機器の保守管理業務などの委託料です。  24ページをお開きください。  節 修繕費は、浄水場の機械装置などの修繕費です。節 動力費は、浄水場などの電力料金です。節 薬品費は、浄水処理に使用するポリ塩化アルミニウムなどの薬品費です。節 負担金は、下水道事業併任事務に係る負担金などです。節 受水費ですが、兵庫県水道用水供給事業から給水協定により1日最大3万3,800立方メートル、年間で863万5,900立方メートルを受水しようとするものです。目 配水及び給水費ですが、節の給料から法定福利費までは、職員20名と短時間勤務職員8名分の人件費です。節 委託料は、消火栓等補修業務及び公道漏水修繕業務などの委託料です。節 修繕費は、給水管切替工事メーター修理などが主なものです。節 路面復旧費は、漏水修繕工事後の舗装復旧工事に係る費用です。節 工事請負費は、配水管布設がえほか工事に伴う給水管切替工事に係る費用です。  25ページに移りまして、目 受託工事費ですが、節の給料から法定福利費までは、職員1名分の人件費です。節 工事請負費は、他事業からの受託による配水管移設工事に係る費用です。目 業務費ですが、節の給料から法定福利費までは、職員4名と短時間勤務職員7名分の人件費です。節 委託料ですが、主なものはメーター検針及び料金収納、電算業務システム運用に係る業務委託です。目 総係費ですが、節 給料、次のページの手当等、賞与等引当金繰入額、法定福利費につきましては、管理者と職員10名及び短時間勤務職員1名分の人件費です。節 退職給付引当金繰入額は、退職給付引当金として計上するための繰入額です。節 委託料は、財務会計システム保守業務などの委託料です。節 負担金は庁舎維持管理経費の一般会計への負担金が主なものです。  27ページに移りまして、目 減価償却費、節 有形固定資産減価償却費は、事業用資産の、節 無形固定資産減価償却費は、県水受水のため利用する県所有送水管などの施設利用権に係る減価償却費です。目 資産減耗費、節 固定資産除却費は、老朽資産の更新に伴う旧資産の除却費です。項 営業外費用のうち、目 支払利息及び企業債取扱諸費、節 企業債利息は、企業債の支払利息です。目 消費税及び地方消費税は、消費税及び地方消費税の納税額です。項 特別損失のうち、目 その他特別損失は、企業債の任意繰り上げ償還に係る補償金です。  28ページをお開きください。  資本的収入及び支出について説明いたします。まず、収入ですが、款 資本的収入、項 企業債は、第3次整備事業の財源として2億円、老朽管整備事業の財源として3億円、合計5億円を借り入れしようとするものです。なお、平成25年度以降、新たな借り入れは行っておりません。項 工事負担金ですが、新たな給水申し込みで配水管を布設する必要がある場合の負担金です。項、目 他会計負担金、節 消火栓設置負担金は、消火栓新設に伴う一般会計からの負担金です。  次に、支出ですが、款 資本的支出、項 建設改良費、目 第3次整備事業費、節 原浄水施設費は、浄水場、配水場設備に係る電気工事などです。節 配水施設費は、配水管布設工事が主なものです。節 委託料ですが、変更認可計画書作成業務に係る委託料などです。  29ページに移りまして、目 老朽管整備事業費、節 配水施設費は、老朽化した配水管の布設がえ工事です。節 委託料は、配水管布設がえ工事設計業務に係る委託料などです。目 建設改良事業費、節 原浄水施設費は、水道施設の改良工事です。節 配水施設費は、配水管布設がえ工事などです。節 委託料は、浄水場改築実施設計業務に係る委託料などです。目 固定資産購入費、節 量水器購入費は、水道メーターの購入費用です。目 事務費は、職員6名分の人件費です。項 企業債償還金ですが、企業債の定期償還分及び繰り上げ償還分の元金です。  なお、平成29年度に予定する工事箇所につきましては、議案第38号関連資料、工事予定箇所図を参照願います。事業区分につきましては、凡例記載のとおり、青色が第3次整備事業、赤色が老朽管整備事業、緑色が建設改良事業、オレンジ色が受託工事をあらわしています。1枚目、ページ番号4には、配水管布設がえ工事など23件の工事箇所、2枚目、ページ番号5には、浄水場及び配水場の電気工事など8件の工事箇所を示しております。  以上で、議案第38号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○国出委員長  以上で説明は終わりました。本議案につきましては、質疑及び採決は次回の委員会で行いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、議案第40号、平成29年度明石市下水道事業会計予算を議題に供します。説明を求めます。  植田下水道部次長。 ○植田下水道部次長  下水道部次長の植田でございます。  議案第40号、平成29年度明石市下水道事業会計予算につきまして、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書、下の1ページをお開き願います。  第2条、業務の予定量でございますが、(1)の排水戸数は平成28年度当初予算に比べ1,400戸、1.1%増の13万3,700戸を予定しております。(2)の年間総処理水量は、平成28年度当初と比べ32万立方メートル増の、3,634万立方メートルを予定しております。(3)の1日平均処理水量は、9万9,562立方メートルを予定しております。(4)の主要な建設改良費でございますが、雨水管を中心とした管渠整備費に11億5,147万円、長寿命化のためのポンプ場整備費に2億6万円、同じく長寿命化のための処理場整備費に9億5,370万7,000円を予定するものでございます。主要な建設改良費の詳細につきましては、後ほど、お手元に配付しております委員会資料でご説明させていただきます。  次に第3条、収益的収入及び支出の予定額のうち収入でございますが、第1款 下水道事業収益全体では93億5,634万9,000円で、平成28年度当初予算と比べ6,302万7,000円、0.7%増を予定しております。  続きまして、支出でございますが、第1款 下水道事業費用全体では87億1,576万6,000円で、平成28年度当初予算と比べ1億1,244万円、1.3%の減を予定しております。  次に第4条、資本的収入及び支出でございますが、2ページをお開き願います。  まず、収入の第1款 資本的収入では29億4,551万6,000円を予定し、支出の第1款 資本的支出では60億9,963万3,000円を予定しておりまして、恐れ入りますが1ページにお戻り願います。  下から3行目、第4条の括弧書きでございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、31億5,411万7,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び減価償却費等の過年度分と当年度分の損益勘定留保資金で記載のとおり補填しようとするものでございます。2ページの中段に戻りまして、第5条、企業債でございますが、下水道事業における建設改良費の財源として起債するもので、限度額並びに起債の方法などを定めたものでございます。  右の3ページに移りまして、第6条、一時借入金につきましては、その限度額を40億円に定めようとするものでございます。第7条では、予定支出の各項の経費の金額の流用範囲を定めようとするものでございます。第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を記載のとおり定めようとするものでございます。第9条は、他会計からの補助金として、一般会計から補助を受けようとするものでございます。第10条は、マンホールぶたなど修理材料の棚卸資産の購入限度額を記載のとおり定めようとするものでございます。  それでは、予算説明書により説明させていただきます。恐れ入りますが、24ページをお開き願います。  平成29年度明石市下水道事業会計予算説明書でございます。主な事項につきまして、ご説明させていただきます。まず、収益的収入及び支出ですが、収入で款 下水道事業収益、項 営業収益、目、節 下水道使用料につきましては、上水道の使用水量などを勘案して、その見込み額を計上しており、平成28年度当初予算に比べ7,600万円増の50億3,600万円となっております。目 他会計負担金、節 一般会計負担金は、雨水処理に対する一般会計の負担金でございます。次の項 営業外収益でございますが、目 他会計補助金、節 一般会計補助金は、分流式下水道の汚水処理などに対する一般会計の補助金でございます。目、節 長期前受金戻入は、補助金などにより取得した償却資産の当年度減価償却見合い分に係る収入でございます。目 雑収益、節 その他雑収益は、下水道施設などの占用に伴う負担金でございます。次の項 特別利益、目 固定資産売却益、節 固定資産売却益は、土地売却に係る収益でございます。  次に、支出に移らせていただきます。  款 下水道事業費用、項 営業費用、目 管渠費のうち、節の給料から次ページの法定福利費までは、職員9名と短時間勤務職員4名分の人件費でございます。  次の25ページをお開き願います。  6行目、節 材料費は、管渠のマンホールぶたでございます。4行飛びまして、節 修繕費は、管渠の修繕費でございます。2行飛びまして、節 委託料は、管渠清掃時に発生する汚泥を処分するなどの委託料でございます。目 ポンプ場費でございますが、4行目、節 動力費は、ポンプ場施設の運転に係る電気料金などでございます。次の節 修繕費は、ポンプ場施設の修繕費でございます。2行飛びまして、節 委託料は、受変電設備の点検業務などの委託料でございます。目 処理場費でございますが、節 給料から次ページの法定福利費まで、職員24名分と短時間勤務職員7名分の人件費でございます。  26ページに移りまして、6行目、節 備消品費は、機械器具の消耗品などに要するものでございます。次の節 薬品費は、下水処理に要する薬品費でございます。1行飛びまして、節 光熱水費は、終末処理場施設の管理本管の水道料金などでございます。次の節 動力費は、終末処理場施設の運転に係る電気料金などでございます。1行飛びまして、節 修繕費は、終末処理場施設の修繕費でございます。2行飛びまして、節 委託料は、設備の点検業務などの委託料でございます。目 水洗普及費でございますが、節の給料から法定福利費までは、職員2名と短時間勤務職員7名分の人件費でございます。  続きまして、27ページをお開き願います。  8行目、節 委託料は、既設管の状況調査などの委託料でございます。1行飛びまして、節 助成金は、水洗便所改造などに対する助成金でございます。目 業務費でございますが、節の給料から法定福利費につきましては、職員5名及び短時間勤務職員2名分の人件費でございます。5行飛びまして、節 負担金は、水道部への下水道使用料徴収事務負担金などでございます。目 総係費でございますが、節の給料から次ページの法定福利費まで、職員12名分と短時間勤務職員2名分の人件費でございます。  28ページに移りまして、6行目、節 退職給付金は、退職給付引当金として計上するための繰入額でございます。8行飛びまして、節 委託料は、企業会計システム保守の業務委託などの委託料でございます。目 減価償却費、節 有形固定資産減価償却費は、下水道事業資産の年間法定償却額でございます。目 資産減耗費、節 固定資産除却費は、固定資産の除却費でございます。項 営業外費用のうち、目 支払利息及び企業債取扱諸費、次の29ページの節 企業債利息は、平成28年度までに借り入れた企業債の支払利息でございます。次の目、節 消費税及び地方消費税は、消費税及び地方消費税の納税額でございます。項 特別損失のうち、目、節 過年度損益修正損は、過年度分の下水道使用料などの調停減額などに係るものでございます。  次に、30ページをお開き願います。資本的収入及び支出について、ご説明させていただきます。  まず、収入でございますが、款 資本的収入、項、目、節 企業債は、管渠整備、ポンプ場整備、処理場整備に係る企業債を借り入れようとするものでございます。次に、項、目 他会計出資金、節 一般会計出資金は、建設改良費に対する一般会計からの出資金でございます。次の項、目 他会計補助金、節 一般会計補助金は、企業債の償還元金に対する一般会計からの補助金でございます。次の項、目、節 固定資産売却代金は、土地売却に係る帳簿価格でございます。次の項、目、節 国庫補助金は、管渠整備、ポンプ場整備、処理場整備に係る国庫補助金でございます。次の項 負担金、目、節 受益者負担金は、管渠整備時期に合わせ賦課する下水道に係る受益者負担金でございます。  次に、支出に移らせていただきます。  31ページをお開き願います。  款 資本的支出、項 建設改良費、目 管渠整備費、節の給料から法定福利費まで、職員6名及び短時間勤務職員2名分の人件費でございます。中段の節 委託料は、管渠の実施設計委託などでございます。1行飛びまして、節 補償費は、管渠工事に支障となる物件の移転補償費でございます。さらに1行飛びまして、節 工事請負費は、雨水及び汚水管整備の工事請負費でございます。目 ポンプ場整備費、3行目、節 工事請負費は、ポンプ場施設整備の工事請負費でございます。目 処理場整備費、節 給料から次ページの法定福利費までは、職員9名分の人件費でございます。  32ページに移りまして、中段の節 委託料は、終末処理場整備の実施設計委託などでございます。2行飛びまして、工事請負費は、終末処理場整備の工事請負費でございます。項、目、節 企業債償還金は、企業債の償還元金でございます。  以上で、議案書の説明は終わります。  引き続きまして、主要な建設改良費につきまして、お手元の委員会資料、議案第40号関連資料、平成29年度明石市下水道事業会計予算により、説明させていただきます。  恐れ入りますが、委員会資料の4ページ、A3の資料をお開き願います。  平成29年度管渠整備事業、予定箇所でございます。まず、図面右下の凡例をごらんください。平成29年度雨水整備予定箇所を青色で、汚水整備予定箇所を赤色で表示しております。丸Tは浄化センター、丸Pはポンプ場をあらわしております。  平成29年度の管渠整備事業は、昨今の大型化する台風や頻発するゲリラ豪雨による浸水箇所について重点的に雨水整備を行い、また、道路拡幅事業など関連する他事業に合わせ、雨水管、汚水管を整備することを予定しております。  4ページの主な工事予定箇所としましては、図面右下の東仲ノ町地区雨水管布設工事でございます。平成26年度から実施しております船上3号雨水幹線に関連する雨水管整備で、明石駅前南地区の浸水対策を効率的に実施しようとするものでございます。次に、中央下、西新町駅雨水管布設工事と立石2丁目ほか汚水管布設工事につきましては、山電連続立体交差事業関連として施工しようとするものでございます。  5ページをお願いいたします。記載の5カ所の工事につきましては、区画整理、街路、県、それぞれの事業と関連して施工しようとするものでございます。  恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。平成29年度管渠更生事業予定箇所でございます。この事業は、老朽化している下水道管渠施設を改築する工事でございます。右下の桜町(4工区)管渠工事は、国道2号の拡幅に合わせ既存の老朽管の布設がえ工事を予定しています。中央の国道2号和坂拡幅管渠改築実施設計委託は、国道2号の和坂地区の拡幅事業に関連した老朽管の改築を設計委託しようとするものでございます。また、明石川を挟みまして、ピンク色に着色している区域は、古いマンホールぶたの取りかえ工事を予定しております。  7ページをお願いいたします。右下の大久保南部汚水幹線管渠改築実施設計委託でございますが、老朽化している汚水幹線の改築に関する実施設計委託を予定しております。  続きまして、8ページ以降は、平成29年度のポンプ場及び浄化センターの改築工事予定箇所でございます。まず、8ページの林ポンプ場におきましては、監視制御設備工事を予定しております。  次に、9ページをお願いいたします。船上浄化センターにおきましては、浮上濃縮設備の機械と電気工事を予定しております。  続きまして、10ページの大久保浄化センターにおきましては、汚水調整池共通水路防食工事の実施設計委託と水処理施設の実施設計委託及び電気計装設備の基本設計委託、消毒設備と計装設備の工事を予定しております。  最後となります11ページをお願いいたします。二見浄化センターにおきましては、管理棟外壁、屋上などの建築工事と水処理施設の実施設計委託を予定しております。  以上で、議案第40号、平成29年度明石市下水道事業会計予算につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。  本議案につきましても、先ほど申し上げましたように、質疑及び採決は次回の委員会で行いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、報告事項が1件ございます。  ア、といたしまして、「明石市水道事業経営戦略」(案)についての意見公募結果及び「明石市水道事業中期経営計画」(案)について、説明を求めます。  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  「明石市水道事業経営戦略」(案)についての意見公募結果及び「明石市水道事業中期経営計画」(案)につきまして、お手元の委員会資料に基づき、報告させていただきます。  初めに、意見公募の結果について報告させていただきます。(1)意見公募の概要でございますが、対象は別紙の一番後ろに概要版をつけておりますが、昨年12月に委員会で報告させていただきました「明石市水道事業経営戦略」(案)に対する意見公募でございます。  期間は、平成28年12月1日より平成29年1月13日までの44日間で実施いたしました。  公募方法ですが、資料の閲覧場所としましては、市及び水道部のホームページ、水道部総務課、行政情報センター、西明石にあります水道料金お客様センター、大久保、魚住、二見の各市民センターに設置し、市の広報紙、ホームページ、水道部のホームページより広報を行いました。意見の提出方法は、記載のとおりでございます。  (2)意見公募の結果でございますが、5名の方から16件の意見をいただいております。  (3)意見の概要及び市の考え方についてでございますが、別紙「明石市水道事業経営戦略」(案)に対する意見公募結果をご参照願います。  意見といたしましては、投資・財政計画に関することから、新規受水に関すること、水道料金改定に関することなど、大きく7つに分けております。意見の中で一番多かったのが、水道料金の改定に関することで、市民の水道料金に対する関心の高さがうかがえました。  今後、さまざまな経費削減を講じても、水道料金収入の減少が想定どおりに進むと、水道事業を健全に経営し続けるために、将来的には水道料金の改定が必要となります。水道料金の急激な改定は、市民生活に多大な影響を及ぼすことから、実際に水道料金の改定が必要となった際には、改定時期、改定率等を十分に精査し、改定が必要な理由や経営状況、改定率の根拠、今後の水道事業の見通し等を丁寧に説明したいと考えています。  なお、今回の経営戦略では、計画期間である平成29年度から平成38年度までの10年間は料金改定は行わず、事業を続けることができるものと試算しております。  その他の意見に関しましては、全体的に、今後の水道事業運営に関する提言、提案といったものが多く、経営戦略の方向性を大きく変えるようなものではなかったため、(4)に記載のとおり、本文に変更なく、明石市水道事業経営戦略として、3月末にホームページにて公表することとしております。  なお、いただいた意見は、次に報告します経営戦略の実施計画である中期経営計画を策定するに当たり、参考とさせていただいております。  委員会資料、裏面をご参照ください。  続きまして、「明石市水道事業中期経営計画」(案)について、報告させていただきます。  (1)の計画の趣旨と位置づけでございますが、今回策定した「明石市水道事業中期経営計画」(案)は、経営戦略で定めた経営方針を具体化するための実施計画となっております。
     (2)の計画期間は、経営戦略の10年に対し、平成29年度から33年度までの5年間と、より具体的な計画としております。  (3)の基本理念と基本方針でございますが、いずれも経営戦略と合わせ、基本理念、安全・安心・安定でおいしい水の供給を目指して、副題を、未来へつながる信頼のライフラインとし、安全・安心な水の供給、災害に強い水道の構築、事業運営基盤の強化の3つの基本方針を柱として策定しております。  (4)の計画の内容でございますが、先ほど説明いたしました3つの基本方針を実現するために、記載のとおり、9つの施策目標、25項目の実現方策を掲げ、これらの実現方策を着実に遂行することにより、施策目標を達成するものとしております。  主な内容といたしましては、基本方針、安全・安心な水の供給、施策目標、浄水水質の適正管理を実現するための方策として、平成30年度を目途に、水源から蛇口までのあらゆる過程において、水道水の水質に悪影響を及ぼす可能性のある要因を分析し、管理対応する方法を定めた水安全計画を策定する予定としております。また、施策目標、給水装置の適正管理では、前回の経営計画を引き継ぎ、鉛製給水管の解消を、平成32年度を目標に取り組むものとしております。  基本方針、災害に強い水道の構築では、施策目標、災害に強い水道システムの構築を実現する方策として、平成28年度に見直しを行った老朽管更新計画及び管路の耐震計画に基づく管路更新を上げております。また、浄水場、配水場などの基幹施設の耐震化に向けても、水道施設の耐震化計画に基づき進めるものとしております。  基本方針、事業運営基盤の強化では、施策目標、広域連携の推進の実現方策として、新規水源の開拓、また施策目標、水道施設の効率的再構築の実現方策として、施設の更新整備を上げ、経営戦略で示した経営の効率化である他事業体からの新規受水、浄水場の統廃合を実現するものとしております。  (5)の進捗管理及びフォローアップでございますが、中期経営計画につきましては、毎年進捗管理を行うとともに、3年から5年ごとの経営戦略の見直しにあわせ、見直しを行う予定としております。なお、中期経営計画におきましても、3月末の経営戦略公表に合わせ、公表したいと考えております。  以上で、報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見等ございますでしょうか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  5年計画ということなんですけども、長期も含めて、大きく水道行政が変わろうとしてるんですね。3浄水場体制から変わっていくということなんですけども、具体的にもうちょっと年度的に、目安というのがあれば教えていただきたいんですけども。 ○国出委員長  計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長でございます。  浄水場の廃止時期につきましては、経営戦略の中でもうたっておりますが、あくまでも目標でございますが、平成32年度に明石川浄水場、平成54年度に鳥羽浄水場を閉鎖に持っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  当然、明石川なり鳥羽浄水場を廃止していくということになりますと、そのかわりの水源の確保ということになるんで、説明では、阪神水道企業団という話なんですけども、その阪神水道企業団からもらう水というのを、じゃあどこで浄水するのか、ということも含めて、流れをちょっと教えてもらえますか。 ○国出委員長  計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長でございます。  この阪神水道企業団からの水ということなんですが、阪神水道企業団からもらう水は、あくまでも浄水された、浄水処理の必要がない、飲める水として購入することを考えております。従いまして、浄水場で処理をする必要がなくなるということで、浄水場の閉鎖を考えていくというような形で考えております。その分で更新費などを大きく削減しようと考えております。  以上でございます。 ○国出委員長  よろしいですか。他にございませんか。  それでは、説明を聞いたということをご確認お願いいたします。  続きましてですが、組織改正の報告につきましては、入れかえ後にまとめて行いますので、よろしくお願いいたします。  その他につきましても、次回、3月16日に行いますので、よろしくお願いいたします。  ここで理事者入れかえのため、暫時休憩いたします。再開は11時15分としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                            午前11時01分 休憩                           ―――――――――――――                            午前11時13分 再開 ○国出委員長  それでは、ただいまより建設企業常任委員会を再開いたします。  最初に、舟橋土木部長より報告がございますので、お願いいたします。  舟橋土木交通部長。 ○舟橋土木交通部長  土木交通部長の舟橋でございます。  理事者の欠席につきまして、ご報告いたします。松原海岸課長が、病気療養中のため、当委員会を欠席いたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  ご確認のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、土木交通部、都市整備部関係の議案の審査に移ります。付託されました議案、8件ございます。  まず最初に、議案第15号、平成28年度明石市一般会計補正予算(第4号)〔分割付託分〕につきまして、議題に供します。  説明を求めます。  小田垣土木交通部次長。 ○小田垣土木交通部次長  土木交通部次長の小田垣でございます。  議案第15号、平成28年度明石市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会に付託されたものにつきまして、説明いたします。  恐れ入ります、議案書(1)の議案第15号、一般の10ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費でございます。あわせて別途、委員会資料としてお配りしております議案第15号関係資料、平成28年度繰越明許事業一覧表をごらんください。繰り越ししようとする事業名、繰越限度額、内訳等につきましては一覧表に記載のとおりでございまして、いずれも年度内完了が困難であり、繰り越ししようとするものでございます。  それぞれの理由について、順次ご説明申し上げます。  道路維持補修事業については、朝霧歩道橋エレベーター改築工事の入札不調等によるものでございます。道路新設改良事業の魚住2号線道路事業は、地元関係機関との調整に時間を要したものでございます。交通安全施設整備事業の皿池橋ほか13橋橋りょう修繕事業及び市内通学路安全対策事業等については、関係機関との調整に期間を要したこと、あんしん歩行エリア整備事業(魚住10・14号線)は、用地買収の交渉等に期間を要したことによるものでございます。大蔵地区住環境整備事業は、建物等の移転補償交渉に期間を要したこと、山陽電鉄連続立体交差第2期事業は、関係機関等との調整に期間を要したこと、鳥羽新田土地区画整理事業及び大久保駅前土地区画整理事業は、建物等の移転補償交渉及び支障物件の移設に期間を要したことによるものでございます。街路整備事業の山手環状線街路事業は、物件補償の交渉に期間を要したこと、八木松陰線街路事業は、関係機関等との調整に期間を要したことによるものでございます。都市公園整備事業から市営住宅整備事業は、地元との調整に期間を要したことによるものでございます。  以上で、繰越明許の説明は終わらせていただきます。  いずれの事業につきましても、今後より一層努力を重ねまして、少しでも早期に完成をさせてまいりますので、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、歳入歳出予算の補正について、説明をいたします。議案書に戻りまして、一般の18、19ページをお願いいたします。  歳入でございます。3款 使用料及び手数料、1項 使用料、2目 土木使用料、1節 海浜利便施設使用料は、海浜利便施設駐車場の利用台数増による増額、2節 道路橋りょう使用料は、占用物件の増加による道路占用料の増額、3節 自動車駐車場使用料は、明石駅前立体駐車場の利用台数増による増額、4節 住宅使用料は、退去者が見込みを上回ったことによる減額でございます。  20、21ページをお願いいたします。  4款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1枚めくっていただきまして、4目 土木費国庫補助金でございます。1節 交通安全施設整備費補助金から、1枚めくっていただきまして、6節の土木管理費補助金については、いずれも国庫補助認証額の増減により補正するもので、内容につきましては、歳出のところで説明いたします。  26、27ページをお願いいたします。  5款 県支出金、2項 県補助金、1枚めくっていただきまして、5目 土木費県補助金、1節 土木管理費補助金でございますが、特定空家等除去支援事業等におきまして、それぞれ事業実施件数が当初見込みを下回ったために減額するものでございます。続きまして、3項 委託金、1枚めくっていただきまして、2目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金については、国道2号和坂拡幅事業の用地取得に係る県からの委託金の増額、2節 都市計画事業費委託金は、山陽電鉄連続立体交差第2期事業の高架側道整備事業の増額でございます。  42、43ページをお願いいたします。  11款、1項 市債、5目 土木債でございます。1節 道路維持事業債から、少し飛びまして、46、47ページの6節 住宅建設事業債につきましては、先ほど説明いたしましたように、国庫補助認証額の増減等に合わせて補正するものでございます。主な事業については、後ほど歳出のところで説明いたします。  7節 街路灯整備事業債は、備品購入費の入札残でございます。  以上で、歳入についての説明は終わらせていただきます。  続きまして、歳出に移ります。議案書一般の82、83ページをお願いいたします。  7款 土木費のうち、1項 土木管理費から3項 交通安全対策費までを私から説明させていただきまして、その後につきましては、都市整備部次長の横谷から説明いたします。なお、説明に当たりましては、それぞれの費目の職員費の増減につきましては、職員構成の増減等によるものでございますので、その都度の説明は省略させていただきます。それでは、順次説明いたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、2目 建築指導費でございます。建築安全事務事業については、老朽家屋に対する行政代執行委託料の入札残による減額、住宅耐震化促進事業は、国庫補助認証額の減に伴う減額、特定空家等除去支援事業は、事業実施件数の見込みが減となりましたことによる減額でございます。3目 街路灯費の街路灯新設・維持管理事業については、歳入で説明いたしましたように、備品購入費の入札残による減額でございます。  2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう総務費の道路台帳整備事業及び未登記道路整理事業については、委託料の入札残等による減額でございます。  次ページをお願いいたします。  2目 道路維持費の道路維持補修事業については、国庫補助認証額減による委託料の減額、街路樹維持管理事業は、街路樹剪定等に係る委託料の増額でございます。3目 道路新設改良費の道路新設改良事業につきましては、工事請負費の執行残等による減額、狭あい道路整備事業は、国庫補助認証額減による減額でございます。  3項 交通安全対策費、1目 交通安全対策総務費の交通安全啓発・教育事業については、高齢者運転免許自主返納促進事業の執行残、放置自転車対策事業は、自転車整理業務に係る委託料の執行残等による減額でございます。2目 交通安全施設整備費の交通安全施設整備事業については、国庫補助認証額の増による増額、あんしん歩行エリア整備事業(魚住地区)は、国庫補助認証額減による減額でございます。  次ページをお願いいたします。  3目 市営駐車場費の明石駅前駐車場維持管理事業については、使用料収入に連動して指定管理者に支払う報償費の増額でございます。  私からの説明は以上でございます。  以降については、都市整備部次長の横谷から申し上げます。 ○国出委員長  横谷都市整備部次長。 ○横谷都市整備部次長  都市整備部次長の横谷でございます。  続きまして、私のほうからは、5項 都市計画費(3目 市街地再開発費を除く。)及び、6項 住宅費について、ご説明申し上げます。  引き続きまして、一般の86、87ページをごらんください。  5項 都市計画費、1目 都市計画総務費でございますが、交通政策事業については、バスロケーションシステム整備事業補助金の執行残による減額でございます。都市計画総務一般事務事業については、審議会の開催回数減により減額するものでございます。大蔵地区住環境整備事業は、移転補償費の執行残により減額するものでございます。  次に、88、89ページをごらんください。  2目 山陽高架対策費でございますが、山陽電鉄連続立体交差第2期事業につきましては、県施行事業の事業費の減による負担金の減額及び高架側道等の整備に係る国庫補助認証額の減により減額いたします。4目 土地区画整理費でございますが、鳥羽新田土地区画整理事業については、上水道配水管布設負担金の執行残などにより減額するものです。大久保駅前東西工区土地区画整理事業については、国庫補助認証額の減により減額するものでございます。  1枚めくっていただきまして、90、91ページ、5目 街路事業費でございますが、県施行街路事業負担金については、県施行事業費の減により負担金を減額するものです。山手環状線街路事業及び八木松陰線街路事業については、国庫補助認証額の減により減額するものです。6目 公園費でございますが、都市公園安全・安心対策事業については、国庫補助認証額の減により減額するものです。  6項 住宅費、1目 住宅管理費でございますが、市営住宅維持管理事業は、委託料の入札残による減額でございます。特定優良賃貸住宅管理事業は、予定の入居者数に至らなかったことによる管理費補助金の増額でございます。  92、93ページをごらんください。  2目 公営住宅建設費でございますが、市営住宅整備事業は、国庫補助認証額の減により減額するものです。住宅施策事業は、3世代同居・近居支援制度の実施を見合わせたことによる減額でございます。  以上で、当委員会に付託されました議案第15号、平成28年度明石市一般会計補正予算(第4号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。  ご質疑、ご意見等はございますでしょうか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  繰越明許の一番最初に上がってます朝霧歩道橋エレベーター改築工事ですけども、入札不調ということですけど、その経過と今後どうするのか、考えがあれば聞かせてください。 ○国出委員長  新田道路管理課長。 ○新田道路管理課長  朝霧歩道橋のエレベーターにつきましては、昨年、入札を行ったんですけれども、契約書類の不備がございまして、それで契約ができなかったと。  今年2月に、もう1回発注いたしまして、契約はしております。来年度、工事を進めるよう、今、請負業者と協議をしております。  説明は以上です。 ○国出委員長  他にございますでしょうか。  三好委員。 ○三好委員  1点だけ。85ページの交通安全啓発・教育事業というところで、先ほど高齢者の免許返納の残予算やというような説明があったかと思います。好評やった事業ですから、総額幾ら使って、何件あって、本来ならば決算で聞かなあかんところですけど、どんな効果があったのかというところを、今、わかる範囲でお話をいただきたいと思います。 ○国出委員長  交通安全課長。 ○倉井交通安全課長  交通安全課長の倉井でございます。  今お話のありました高齢者の運転免許自主返納促進事業でございますが、大変好調でございまして、4月からスタートしたんですが、2週間で当初予定しておりました300名に達しました。それで、6月に1,000万円増額いたしまして、事業を9月末まで続けたわけなんですけれども、トータルで750名の申し込みがございました。実際に免許を返した人は七百八十何名いらっしゃるんですけれども、そのうち750名が明石市のほうに申請されたということです。  2週間で300名を超えたもんですから、実際9月末まで行ったときに、どこまで伸びるかというのはなかなか想定が難しく、ちょっと6月補正で、まあ言うたら多目に1,000万円の補正をいただきまして、その分が750名、最終的に750名でしたので、その分が残ったということです。  効果なんですけども、トータルで約1,000万円の予算を執行したんですけれども、750名の方以外にも、全国から問い合わせが、自治体から問い合わせがありまして、ですから明石市民のみならず、全国にそういった免許を返納するという方法もあるんですよということを発信できたのではないかと考えております。  以上です。 ○国出委員長  三好委員。 ○三好委員  そうですね。全国のモデルになっているというのは聞きました。やはり先駆者として、新年度も予算をとっているかと思いますから、さらなるバージョンアップで、いい効果が生まれるように頑張っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
     以上です。 ○国出委員長  他にございますでしょうか。よろしいですか。  それでは、質疑を終結いたします。  採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第15号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第15号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第18号、平成28年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。  説明を求めます。  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  議案第18号、平成28年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書、石の1ページをごらんください。第1条、繰越明許費を定めるものでございます。  恐れ入りますが、石の2ページをごらんください。第1表に記載の墓園整備事業につきましては、合葬式墓地建設工事費でございます。当初予算額1億3,000万円のうち、前金払いとして、4,298万円を執行しておりますので、完了払いとして8,700万円を限度に繰り越ししようとするものでございます。  以上でございます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○国出委員長  説明は終わりました。  ご質疑、ご意見等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。  それでは、質疑を終結いたします。  採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第18号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第18号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第7号、明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  説明を求めます。  大塚建築安全課長。 ○大塚建築安全課長  建築安全課長の大塚でございます。  それでは、私のほうから議案第7号の明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正する条例制定のことにつきまして、議案書及び委員会資料に基づき、ご説明させていただきます。  恐れ入ります、議案書第7号の最後のページ、19ページの下段の提案理由をごらんください。  本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、一定の建築物に対する建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を新設するとともに、低炭素建築物を認定する場合の基準の改正に伴い、当該認定に係る手数料を見直すほか、所要の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  施行期日は、平成29年4月1日を予定しております。  続きまして、委員会資料に基づき、改正内容の概要につきまして、ご説明させていただきます。  恐れ入りますが、委員会資料の議案第7号関連資料をごらんください。  1項目めの改正の目的についてですが、地球温暖化防止の観点から、建築物におけるエネルギー消費量の低減のため、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が平成28年4月から施行されました。これによりまして、床面積の合計が2,000平方メートル以上の非住宅建築物について、新築、増築または改築時に、エネルギー消費性能基準への適合が義務づけられ、省エネ基準を満たすことを判定する制度が平成29年4月1日から始まります。  以上のことから、判定事務などの申請手数料を徴収する予定でございます。  2項目めの改正の概要についてですが、1点目は、建築物エネルギー消費性能適合性の判定申請手数料表、第2条第1項第67号を追加します。これによりまして、判定申請手数料の金額を定めるものでございます。  2点目は、建築基準法に基づく完了検査の申請手数料表、第2条第1項第70号を追加いたします。これによりまして、建築物省エネ法の施行に伴い、省エネ基準に適合する現場検査が必要なため、完了検査申請手数料の金額を定めます。  3点目は、低炭素建築物新築等計画の認定申請手数料表、第2条第1項第42号の8を改正いたします。これによりまして、低炭素建築物の認定基準が改正されたことにより、認定に係る手数料の区分及び金額を改正いたします。  3項目めの近隣市の状況についてですが、兵庫県及び兵庫県内の特定行政庁は、平成29年4月1日に改正される予定です。  5項目めの参考についてですが、省エネ基準の概要は、記載のとおりでございいます。  そのほか、特定建築物は、省エネ基準に適合していなければ、建築基準法の確認済証の交付を受けることができなくなり、建築工事に着手することができなくなります。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○国出委員長  説明は終わりました。  ご質疑、ご意見等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。  それでは、質疑を終結いたします。  採決に入ります。  議案第7号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第7号は原案どおり承認いたしました。  続きまして、議案第10号、明石市墓園条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  議案第10号、明石市墓園条例の一部を改正する条例制定のことにつきまして、議案書及び委員会資料をもとに、ご説明させていただきます。  それでは、恐れ入りますが、議案書の議案第10号の最後のページ、8ページをお開きいただけますでしょうか。  提案理由でございますが、本案は、明石市石ヶ谷墓園に合葬式墓地を新たに設置することに伴い、その使用者等を定めるほか所要の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  また、施行期日につきましては、規則で定める日としております。予定といたしましては、12月1日を考えております。  恐れ入りますが、委員会資料、議案第10号関連資料、明石市墓園条例の一部改正についてをごらんください。  1項目め、条例改正の目的と理由でございますが、条例改正の目的は、近年の少子高齢化や核家族化、また個人意識の変化などにより、多様化する墓地へのニーズに応えるために設置した合葬式墓地を適正に運営するためでございます。条例改正の理由につきましては、先ほど申し上げました議案書のとおりでございます。  次に、2項目めの条例改正の概要でございます。(1)といたしまして、合葬式墓地に係る規定を第18条から第32条に新設しております。その主なものを説明させていただきます。  合葬式墓地に置く施設を第18条に規定しており、個別安置室、合葬室、そして記名板としております。  次に、使用者の資格について、第20条に規定しております。本市に住所を有し、一般墓地の使用許可を受けていない者のうち、親族の焼骨を所持する者、または自己の焼骨の埋蔵を目的とする65歳以上の者としております。  次に、個別安置室の使用期間について、第21条に規定しております。使用期間は10年間または20年間の期間とし、10年間の場合は、1回に限り10年間延長することができます。なお、個別安置室を使用しないことも可能としております。  次に、使用料について、第25条に規定しております。その具体的な内容につきましては、別表に規定しており、それぞれ記載のとおりでございます。そのほか、使用許可などについて規定いたします。  次に、(2)のその他所要の整備でございますが、合葬式墓地の規定を新設することに伴う所要の整備のほか、運用の実態に沿うよう、規定を改正いたします。そのほかの条例改正案につきましては、議案書を参照お願いいたします。  最後に、3項目めの施行期日についてでございますが、先ほど申し上げました議案書のとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質疑、ご意見等はございますでしょうか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  説明を受けて、大体わかってるんですけども、例えば、自己の焼骨の埋蔵を目的とする65歳以上の方が申し込みをされる。当然、亡くなるまでは焼骨を納めないわけですね、個別安置室の場合のことですけども。  でも、10年で5万4,000円ですか。焼骨を納めないんだけども、契約した時点から10年ということで解釈していいということですね、当然。 ○国出委員長  緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  委員ご質問の生前申し込み、それについてのことなんですけども、個別安置室の生前予約は申し込まれたときが、その使用期間の開始というふうにしております。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  申し込まれたときですか、契約したときじゃないの。 ○国出委員長  緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田です。  当然、申し込まれて、申請いただき、契約が成立したときからのスタートになります。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  墓園条例の第11条ですか、承継という言葉で非常に難しい言葉なんですけど、例えば、旦那が亡くなって奥さんが旦那の焼骨を入れた、奥さんも亡くなっちゃった、その場合の息子に、墓地の場合は承継ができるんですけども、この場合はどんな形になるんでしょうか。個別安置室の場合は、承継というのができるのか、できないのかということを教えてください。 ○国出委員長  緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  合葬式墓地に承継ということは、原則、考えはないということですので、生前予約をされた際に、その申し込まれた方に納骨してもらえる方を当然決めて、その方に、もし亡くなった場合に必ず納骨するようにということをお願いしておいてほしいということを、申し込み時に、その申込者に伝えるようにしていきたいというふうに考えております。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  わかりました。そういう面では、墓地と個別安置室の承継の考え方は違うということなんですね。  もう1点、これ以前から言ってるんですけども、いわゆる墓地の管理料の絡みで、新たに合葬墓地ができることによって、墓地の所有者が明石に住んでなくて、なかなか明石に帰ってこれないと、この合葬式墓地ができたことによって、今、墓地のほうに納骨をしている焼骨などを合葬式墓地のほうに移すということで、いわゆる一般墓地のほうに空きが出るということも非常に期待をしているという説明がありましたけれども、そういうことも含めて、やはり墓地のほうの管理料、現在10年前納でとってるんですけど、11年目からとってないんですね、無料になってるのやね。そこら、逆に料金をとることによって、じゃあ、それが負担だから、もう合葬式墓地に変えようかとか、墓地を返還しようかとか、ということにつながるんだというふうに思いますし、当然、この特別会計、厳しい財政状況ですから、そういった補填につながる。  ただ、やっぱり市民からすると、負担につながるわけですけども、ただやはり、10年間は使用料をとる、管理料をとるけども、11年目からは無料ですよというのは、非常に矛盾なわけですね。これは、ずっと5年ぐらい前から言ってるんですけども、今回の墓園条例改正に合わせて検討してくれるもんだというふうに思ってたんですけども、そこらはどうなんでしょうか。 ○国出委員長  緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  石ヶ谷墓園の11年目以降の方への管理料徴収につきましては、昨年の9月の建設企業常任委員会でもご報告させていただいたかと思いますが、維持管理費の縮減、それとか、あと、一般墓地の返還促進、それらによる増収を図りまして、その収支状況を見ながら、5年後をめどに再検討したいというふうに考えております。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  意見といいますか、申し上げますけども、やっぱり先送りというのはよくないと思うんですよ。この合葬式墓地の売却等で、当然、収入があるんですけども、それはそれで補填をしていくと。墓地のほうは墓地のほうで、やっぱり収入をしっかり図っていくということですので、できるだけ早い段階で、そういった私どもの申し入れしたことについて具体化をしていただくよう、意見として申し上げておきます。 ○国出委員長  他にございますでしょうか。よろしいですか。  それでは、質疑を終結いたします。  採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第10号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第10号は原案どおり承認いたしました。
     続きまして、議案第26号、市道路線認定のことを議題に供します。  説明を求めます。  杉野土木総務課長。 ○杉野土木総務課長  土木総務課長の杉野でございます。  議案第26号、市道路線認定のことにつきまして、議案書をもとにご説明申し上げます。  議案第26号、4ページ、提案理由をごらんください。本案は、道路事業及び土地区画整理事業による新設道路並びに開発行為により引き継ぎを受けた道路等を、市道路線として認定しようとするものでございます。  恐れ入ります、1ページにお戻りください。  今回、認定する路線は35路線で、調書には各路線の名称と起点、終点及び延長を記載いたしております。あわせて6ページからは、認定路線見取り図となっておりますので、こちらによりましてご説明申し上げます。  6ページをお願いいたします。朝霧北町、北上公園の南、朝霧川沿いに位置する朝霧290号線は、開発行為により整備された道路でございます。今回、開発による道路は、このほかに32路線を認定いたします。それぞれの詳細についての説明は省略させていただきます。議案書の確認をよろしくお願いいたします。  次に、10ページをお願いいたします。山陽電鉄西新町駅の南に位置する川西140号線は、山陽電鉄連続立体交差第2期事業における道路整備事業の一環として整備された道路でございます。  21ページをお願いいたします。西脇公園の北に位置する大久保831号線は、西脇土地区画整理事業により整備された道路でございます。  5ページにお戻りください。議案第26号の路線認定後の市内の総路線数は、(3)合計にございますように3,020路線となり、その総延長は62万8,995メートル、約629キロとなります。  以上をもちまして、議案第26号の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質疑、ご意見等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。  それでは、質疑を終結いたします。  採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第26号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○国出委員長  ご異議なしと認め、議案第26号は原案どおり承認をいたしました。  ここで、暫時休憩に入らせていただきます。再開は午後0時55分としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                            午前11時54分 休憩                           ―――――――――――――                            午後 0時54分 再開 ○国出委員長  それでは、少し早いですけれども、ただいまより建設企業常任委員会を再開いたします。  まず最初に、ご連絡がございます。後ほど出てまいりますけれども、報告事項4件のうちのウのところにつきまして、西明石清算事業団用地等の活用についての報告がございますが、政策部も関係しておりますので、今回、政策部の出席もお願いしております。よろしくお願いをいたします。  続きまして、先ほど議案第7号のご説明がございましたけれども、一部、資料の訂正があるということでございますので、説明をお願いいたします。  大塚建築安全課長。 ○大塚建築安全課長  建築安全課長の大塚でございます。  恐れ入ります、先ほどご説明いたしました7号議案につきまして、委員会資料に間違いがございましたので、修正させていただきたいと思います。  修正箇所は、2項目めの改正の概要、(3)の行の右側の括弧内でございます。説明では第2条第1項第42号の8と正しくご説明いたしましたが、資料のほうが第2条第1項第42条の8となっておりました。正しくは、第42条の8の部分が第42号の8であり、号と記載すべきところ条と記載した間違いでございます。  大変申しわけございませんでした。ご修正のほど、よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりましたので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、議案に入っていきたいと思います。  議案第27号、平成29年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。  説明を求めます。  小田垣土木交通部次長。 ○小田垣土木交通部次長  土木交通部次長、小田垣でございます。  議案第27号、平成29年度明石市一般会計予算のうち、当委員会に付託されたものにつきまして、歳入歳出予算事項別明細書に基づき説明をいたします。  私のほうからは、歳入予算のうち当委員会関係分全てと、歳出予算につきましては7款 土木費のうち、1項の土木管理費から、5項の港湾費までについて説明をいたします。それ以降につきましては、都市整備部次長の横谷から説明いたします。  説明に当たりましては、別途、委員会資料としましてお配りしております議案第27号関係資料、平成29年度土木費関係主要事業予定箇所図をあわせてご参照願います。  まず歳入でございます。一般の36、37ページをお開き願います。  10款、1項、1目、1節 交通安全対策特別交付金は、カーブミラーや柵等の交通安全施設の設置に係る交付金でございます。  40、41ページをお願いいたします。  12款 使用料及び手数料、1項 使用料、6目 土木使用料でございますが、1節 海浜利便施設使用料から6節 住宅使用料までは、それぞれ説明欄に記載の施設の使用料等でございます。  42、43ページをお願いいたします。2項 手数料、4目 土木手数料、1節 土木管理手数料は、主なものとしまして、建築計画概要書等の交付に係る手数料、2節 交通安全対策手数料は、放置自転車等の移動、保管に係る手数料でございます。  3項、1目、1節 証紙収入は、屋外広告物許可申請、建築確認申請等の手数料でございます。  44、45ページをお願いいたします。13款 国庫支出金、2項 国庫補助金でございますが、48、49ページをお願いいたします。6目 土木費国庫補助金でございますが、1節 交通安全施設整備費補助金から、1枚めくっていただきまして、7節の土木管理費補助金については、それぞれ説明欄に記載の事業に対する交付金等でございまして、事業の主な内容につきましては、後ほど歳出のところで説明いたします。  3項 委託金、1枚めくっていただきまして、3目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金は、国道2号明石駅前交差点改良事業に係る委託金でございます。  次、54、55ページをお願いいたします。  14款 県支出金、2項 県補助金でございますが、少し飛びまして60、61ページをお願いいたします。5目 土木費県補助金、1節 都市計画事業費補助金は、路線バス運行維持に対する県補助金、2節 土木管理費補助金は、説明欄に記載の事業に対する県補助金でございまして、事業の主な内容につきましては、後ほど歳出のところで説明いたします。  62、63ページをお願いいたします。3項 委託金、1枚めくっていただきまして、5目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金でございますが、主なものとしまして、道路附帯施設管理委託金は、東二見横断歩道橋エレベーターの保守管理、用地取得事務委託金は国道2号和坂拡幅事業に係る委託金でございます。2節 河川費委託金及び3節 港湾管理費委託金については、県管理の明石川を初めとする河川及び東播磨港海岸の清掃等に係る委託金でございます。4節 都市計画事業費委託金は、県施行の山陽電鉄連続立体交差事業における高架側道整備のほか、兵庫県屋外広告物条例に基づく簡易除却等の委任事務に係る交付金等でございます。  66、67ページをお願いいたします。  15款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入、1節 土地建物貸付収入の建物貸付収入は、明石駅東バイク駐車場等の貸し付け料でございます。  72、73ページをお願いいたします。  18款 諸収入、3項 貸付金元利収入、2目、1節 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入は、勤労者住宅資金融資に係る預託金及び利子でございます。4項、2目、1節 雑入でございますが、1枚めくっていただきまして、当委員会関係分としまして、75ページ説明欄の下から7件目の大蔵海岸施設利用料納付金は、指定管理者から大蔵海岸施設の利用料金の一部の納付を受けるものでございます。その下の市営住宅修繕損害賠償金は、市営住宅退去者が負担する修繕費でございます。  76、77ページをお願いいたします。  19款、1項 市債、6目 土木債については、それぞれ説明欄に記載の事業に係る市債でございますが、そのうち3節 海岸整備事業債は、大蔵海岸の砂浜の整形に係るものでございます。  78、79ページをお願いいたします。7節 住宅建設事業債は、貴崎住宅外壁ほか改修工事に係るものでございます。その他のものについては、歳出のところで説明いたします。  以上で、歳入の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳出でございます。148、149ページをお願いいたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、1目 土木総務費でございますが、主なものとしまして、用地対策事業は所管する土地の管理、用地取得業務を、施設設計監理業務は、建築保全計画業務を含めた施設設計監理を行うものでございます。2目 建築指導費でございますが、主なものとしまして、建築安全事務事業は建築基準法による審査・指導・取り締まりを、住宅耐震化促進事業は耐震改修工事費等の補助や簡易耐震診断推進事業のほか、耐震改修の促進に関する普及啓発を、特定空家等除去支援事業は、倒壊等、周辺に危険が及ぶおそれのある空家の除却費用の一部を補助するものでございます。  150、151ページをお願いいたします。3目 街路灯費については、街路灯の新設と維持管理に要する経費でございまして、環境負荷の低減と維持管理費の削減を図るため、順次、LED化を進めております。引き続き、計画的に更新してまいります。4目 海岸海域整備事業対策費でございますが、主なものとしまして、海岸施設維持管理事業は大蔵海岸施設の指定管理料、海浜利便施設などの維持管理を、安全・安心な海岸づくり事業は、海岸利用者のマナー向上を図るための啓発活動を行うものでございます。  2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう総務費でございますが、主なものとしまして、道路台帳整備事業は道路管理の基礎資料となる道路台帳の作成業務の委託を行うものでございます。  152、153ページをお願いいたします。2目 道路維持費でございますが、主なものとしまして、道路維持補修事業は道路舗装や側溝等の補修工事、駅前広場や駅自由通路等の清掃等を行うものでございます。3目 道路新設改良費でございますが、主なものとしまして、江井ヶ島松陰新田線道路事業は調査等の委託を、道路新設改良事業、狭あい道路整備事業は、測量、工事、用地取得等を行うものでございます。  154、155ページをお願いいたします。  3項 交通安全対策費、1目 交通安全対策総務費でございますが、主なものとしまして、交通安全啓発・教育事業は四季の交通安全運動や交通安全教室等の実施、放置自転車対策事業は自転車等の整理業務の委託及び放置自転車等の撤去・保管業務、自転車駐車場管理運営事業は明石駅北自転車駐車場の土地使用料等でございます。  156、157ページをお願いいたします。2目 交通安全施設整備費でございますが、主なものとしまして、交通安全施設整備事業は橋りょう修繕や定期点検、修繕計画の策定、二見142号線や市内通学路の交通安全対策等を、あんしん歩行エリア整備事業(魚住地区)は魚住10・14号線等の整備を、自転車駐車場整備事業は山電魚住駅自転車駐車場の整備を行うものでございます。3目 市営駐車場費については、明石駅前立体駐車場の指定管理料等でございます。  4項、1目 河川費でございます。河川等改修事業は浸水対策等の工事、河川美化事業は県から委託を受けた河川の除草や清掃、排水路浚渫事業は排水路の汚泥除去や除草等の業務を行うものでございます。  158、159ページをお願いいたします。  5項 港湾費、1目 港湾管理費でございますが、主なものとしまして、港湾環境美化事業は県から委託を受けて東播磨港港湾区域内における清掃業務を行うものでございます。2目 港湾建設費につきましては、県施行による港湾改良事業に係る地元負担金でございます。  私からの説明は以上でございます。  以降につきましては、横谷都市整備部次長より申し上げます。 ○国出委員長  横谷都市整備部次長。 ○横谷都市整備部次長  都市整備部次長の横谷でございます。  続きまして私のほうからは、7款 土木費、6項 都市計画費、7項 住宅費及び10款、1項 公債費についてご説明申し上げます。  一般の158、159ページを引き続きお願いいたします。  7款 土木費、6項 都市計画費、1目 都市計画総務費でございますが、都市計画に係る事業計画の策定及び都市計画総務に要する経費でございます。主なものといたしまして、コミュニティ交通運行事業は、交通事業者が実施するコミュニティバスの運行に対する補助等を行うものでございます。交通政策事業は、山陽電鉄江井ヶ島駅バリアフリー化事業、民営乗り合いバス事業などの補助を行うものでございます。都市計画総務一般事務事業は、都市計画全般にわたる事務的経費でございます。屋外広告物規制事務事業は、明石市屋外広告物条例制定に係る基礎調査、業務委託などを行うものでございます。都市計画方針策定事業は、用途地域の見直しや都市計画動向調査に係る委託を行うものでございます。西明石活性化プロジェクト事業は、清算事業団用地に関する詳細検討業務委託を行うものでございます。大蔵地区住環境整備は、先行取得しております事業用地の管理経費でございます。  1枚めくっていただきまして、160、161ページ、2目 山陽高架対策費でございますが、山陽電鉄連続立体交差第2期事業に要する経費でございます。事業といたしましては、高架側道等の整備に係る事業用地の取得、工事請負費、兵庫県施行事業に対する市の負担金でございます。  3目 土地区画整理費でございますが、公共団体施行及び組合施行による土地区画整理事業に要する経費でございます。鳥羽新田土地区画整理事業は、物件移転補償及び区画道路築造工事などを行うものでございます。組合土地区画整理事業は、事業の円滑な促進を図るため、明石市土地区画整理協会へ事務を委託するものでございます。大久保駅前東西工区土地区画整理事業は、道路築造工事を初め、物件移転補償や宅地整地を行うものでございます。  1枚めくっていただきまして、162、163ページ、4目 街路事業費でございますが、幹線街路の築造に要する経費でございます。主なものといたしまして、街路整備事業は、先行取得している事業用地の管理経費でございます。県施行街路事業負担金は、県事業の朝霧二見線の整備に係る市の負担金でございます。山手環状線街路事業は、道路新設工事、事業用地の取得、建物移転補償等を行うものでございます。  5目 公園費でございますが、公園・緑地の維持管理、施設整備事業及び緑化推進事業に要する経費でございます。公園維持管理事業は、都市公園の維持管理と石ヶ谷公園、明石海浜公園、魚住北公園の指定管理に要する経費でございます。都市公園整備事業は、(仮称)大久保駅前一号公園の整備に要する経費でございます。既設公園リフレッシュ事業は、公園施設長寿命化計画に基づき、遊具の補修を行うものでございます。都市公園安全・安心対策事業は、公園施設の安全性の向上を図るため、公園施設の更新工事を行うものでございます。  1枚めくっていただきまして、164、165ページです。緑化推進事業は、緑化の推進に関する事業に要する経費でございます。菊栽培等事業は、菊花展覧会及び菊花栽培場管理運営業務委託に要する経費でございます。  7項 住宅費、1目 住宅管理費でございますが、市営住宅の維持管理等に要する経費でございます。市営住宅維持管理事業は、市営住宅を適正に維持管理するための経費でございます。勤労者住宅資金融資事業は、勤労者に対し住宅取得等に係る資金の融資を行うものでございます。特定優良賃貸住宅管理事業は、特定優良賃貸住宅入居者に対する家賃補助及び事業者に対する事業の安定を図るための補助でございます。  1枚めくっていただきまして、166、167ページです。  2目 公営住宅建設費でございますが、市営住宅の設備改修等に要する経費でございます。市営住宅整備事業の主なものとしましては、貴崎住宅外壁ほか改修工事を行うものでございます。  次に、192、193ページをごらんください。  10款、1項 公債費、1目 元金でございますが、地方道路整備臨時貸付金償還金は、道路事業の地方分担の一部に対して、無利子で国から貸し付けを受ける貸付金を償還するものでございます。  以上で、当委員会に付託されました議案第27号、平成29年度明石市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。本議案につきましては、説明のみ受けまして、質疑及び採決につきましては、次回の委員会で行いますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、議案第31号、平成29年度明石市公共用地取得事業特別会計予算を議題に供します。  説明を求めます。  溜池用地課長。 ○溜池用地課長  用地課長の溜池でございます。  議案第31号、平成29年度明石市公共用地取得事業特別会計予算について、ご説明いたします。  議案書、公の1ページをご参照願います。  第1条の歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,500万円に定めようとするものでございます。  歳入歳出予算につきまして、事項別明細書によりご説明いたします。恐れ入ります、公の8ページをご参照願います。  歳入でございますが、1款 国庫支出金、1項 委託金、1目 委託金、1節 用地再取得国庫委託金につきましては、国道2号明石駅前交差点改良事業におきまして、明石市が事業に要した費用に対する国からの償還金でございます。  次に、歳出でございますが、公の10ページ、11ページをご参照願います。
     1款 公債費、1項 公債費、1目 元金、23節 償還金利子及び割引料につきましては、国道2号明石駅前交差点改良事業における市債元金償還金でございます。  次に、2目 利子、23節 償還金利子及び割引料につきましては、国道2号明石駅前交差点改良事業における市債利子でございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○国出委員長  説明は終わりました。本議案につきましても、質疑及び採決は次回に行いますので、よろしくお願いをいたします。  次に移ります。議案第32号、平成29年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算を議題に供します。  説明を求めます。  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  議案第32号、平成29年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算につきまして、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書、石の1ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,553万3,000円と定めるものでございます。その内容につきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。  石の8ページ、9ページをお開き願います。  歳入でございますが、1款 事業収入、1項 使用料及び手数料、1目 使用料、1節 墓園使用料といたしまして4,943万7,000円、また2目 手数料、1節 墓園管理料といたしまして562万6,000円を計上いたしております。これらの事業収入につきましては、一般墓地の返還促進と合葬式墓地の設置による増額となっておりまして、一般墓地の再貸し付けを50区画、合葬式墓地の申し込みを100体あるものとして積算しております。  石の10ページ、11ページをお開き願います。2款、1項、1目 繰越金、1節 前年度繰越金といたしまして、歳出に対する歳入の不足分1,720万7,000円を計上しております。  石の12ページ、13ページをお開きください。3款 諸収入、1項、1目、1節 雑入といたしまして321万3,000円を計上しております。  次に、歳出でございますが、石の14ページ、15ページをお開き願います。1款 墓園事業費、1項 墓園維持管理費、1目 一般管理費につきましては、墓園の維持管理に要する経費でございまして、7,253万3,000円を計上しております。これらの支出経費につきましては、一般墓地の返還促進と合葬式墓地の設置による増額となっております。その主なものといたしまして、11節 需用費は、合葬式墓地に係る記名板に用いる石のプレートや募集パンフレットなどでございます。13節 委託料は、合葬式墓地に係る管理委託や記名板設置委託などでございます。15節 工事請負費は、一般墓地の返還促進による墓所撤去工事費と園路の舗装修繕工事でございます。墓園整備事業費につきましては、昨年度の合葬式墓地の建設工事費1億3,000万円の減でございます。  石の16ページ、17ページをお開き願います。2款 諸支出金、1項 諸費、1目 還付金、23節 償還金利子及び割引料につきましては、使用許可後5年以内に一般墓地の返還があった場合の還付金でございます。  石の18ページ、19ページをお開き願います。3款、1項、1目 予備費を計上させていただいております。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。本議案につきましても、質疑及び採決は次回に行いますので、よろしくお願いをいたします。  次に移ります。  報告事項が4件ございます。  ア、第2次明石市交通安全計画について、説明を求めます。  倉井交通安全課長。 ○倉井交通安全課長  交通安全課長の倉井でございます。  報告事項ア、第2次明石市交通安全計画について、ご報告いたします。  配付資料の1枚目をごらんください。  高齢者を初めとした交通弱者に重点を置き、誰もが安全で安心して暮らせる交通事故ゼロのまち明石を目指し、2月9日の交通安全対策会議において、第2次明石市交通安全計画が策定されました。  昨年、明石市内の交通事故で8名の方がお亡くなりになられております。そのうち実に7名が高齢者、さらにそのうち5名が自転車乗車中の事故でした。また、昨今、駅ホームなどの安全対策が強く望まれていることから、高齢者、自転車、鉄道を3つの重点項目として、平成32年度までの5カ年の交通安全の基本方針を示すものです。  2枚目の資料1をごらんください。  第2次計画で大きく変わったところは、第1次計画では内容が重複し、わかりにくいところがあったのですが、その構成を整理してスリム化するとともに、平易な表現とし、市民に理解しやすい内容としたことと、重点的に取り組む3つの項目について新たな目標を設定したことが、2次計画の大きな特徴となります。  裏面の資料2をごらんください。  冒頭でも申し上げましたが、高齢者を初めとした交通弱者に重点を置き、誰もが安全で安心して暮らせるまちを目指すことを基本方針として掲げ、従来の目標に加えまして、高齢者、自転車、鉄道について3つの新たな目標を設定いたしました。その目標に向けて、道路交通の安全、鉄道交通の安全、関係機関との連携につきまして、今後実施すべき交通安全施策の大綱を定めています。  次に資料3で、3つの重点項目の主な取り組み事例について、一部ご紹介いたします。  まず高齢者でございますが、お元気な方は高年クラブに所属し、交通安全教室にも参加いただいておりますが、しかし一方で、ひとり暮らしで余り出歩かない方には、交通安全の啓発をする機会が非常に少ないことから、かねてより啓発の仕方に苦慮してきたところです。  ただ、このたび、ひとり暮らしの高齢者宅を訪問する民生委員のご協力を得まして、高齢者のお宅訪問のときに、高齢者向け啓発資料の配付に合わせて、一声かけていただく新たな取り組みをこの3月から始めました。約400名の民生委員と約700名の補助員に、ひとり暮らしの約9,500世帯を順次回っていただいているところです。  自転車につきましては、安全利用の啓発を引き続き推進しますとともに、自転車の利用環境の向上に取り組み、自転車事故の削減を図ります。  最後に、鉄道の安全につきましては、公共交通安全対策促進方針に基づき、ホームドアの整備を初めとしたハード面と、声かけなどソフト面の両面から安全対策を推進いたします。  今後とも、第2次交通安全計画に基づき、各種交通安全施策に取り組んでまいります。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見等ございますでしょうか。  三好委員。 ○三好委員  先ほど説明があったように、ホームドアの件なんですが、対象としてはJRの明石駅、西明石駅というようなところで、たしか先月、JR西日本の本社で、末松国土交通副大臣も出席されて、協議がなされたというふうに聞いてるんですが、その辺、何か進展、設置時期の明確化があったとか、何か進展があればお答えいただきたいと思います。 ○国出委員長  交通政策室長。 ○山田交通政策室長兼交通政策課長  交通政策室長兼交通政策課長の山田でございます。  先日の協議がございまして、JRと明石市におきまして、実務的な協議を始めているところでございます。まだ、具体的な整備スケジュール等々については、はっきり決まってはおりません。  以上でございます。 ○国出委員長  三好委員。 ○三好委員  JR、相手さんあってのことなんですけど、ぜひJR主導型ではなくて、やはり協議をしながら、役所の思いもしっかり伝えていただきたいんですよね。時期が明確じゃないというのが一番やりにくい形やろうと思いますので、少なくともいつごろには何とか、どうしたいというようなところは持って臨んでいただかないと、いつまでたってもそんなふうな答えになってしまうんじゃないかなと思いますので、その辺は何か答弁ありますか。 ○国出委員長  政策室長。 ○久保田政策室長  政策室長の久保田でございます。  公共交通に関すること、このたびから所管しておりますので、お答えさせていただきます。  JRのほうにつきましては、国のほうから、平成33年度中に10万人以上の駅につきましては、ホームドアの着手あるいは整備という方向性が示されております。JRとも、適宜、担当者レベルで協議しておりますが、JRとしましては、少なくともそのときまでに、明石駅は10万人を超えておりますので、それを視野に入れて国のほうに補助申請をしていくとともに、時期等が明確になり次第、明石市としましても地方負担分がございますので、ご協議いただくことになっております。 ○国出委員長  他にございますでしょうか。  寺井委員。 ○寺井委員  JRのほうへホームドアの計画とか、本当に今までなかなかできなかったことが進んでいるのは喜ばしいことであると思いますけども、山陽電車のほうのバリアフリーも、来年度、江井ヶ島、エレベーターの工事があって、その後、林崎ということで、そのほかにもまだバリアフリーができていない西江井ヶ島、魚住等もありますので、今後やはりバリアフリー、山陽電車のほうも計画の中で進めていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○国出委員長  交通政策室長。 ○山田交通政策室長兼交通政策課長  交通政策室長の山田でございます。  山陽電鉄のバリアフリーにつきましては、江井ヶ島駅におきまして既に詳細設計を終えまして、平成29年度において工事費予算を計上させていただいておるところでございます。  林崎松江海岸駅におきましても、今、山陽電鉄とともにどういう形でバリアフリーができるかというところを協議しているところでございます。  以上でございます。 ○国出委員長  寺井委員。 ○寺井委員  ですから、そのほかのまだ、西江井ヶ島とか山電の魚住とか、まだバリアフリーが計画もないところもございます。また、山陽電車の踏切でも、やはり昨年度も事故があったりということで、踏切等の安全対策も必要かと思いますが、そのあたりの計画をまた頭に入れていただきたいということでございますけども、どうでしょうか。 ○国出委員長  土木交通部長。 ○舟橋土木交通部長  土木交通部長の舟橋でございます。  委員ご発言の駅のバリアフリー化につきましては、利用者の多い駅でバリアフリー化がなされてない駅から優先順位をつけて、先ほど交通政策室長が答弁したとおり、順次、山陽電鉄、鉄道事業者と協議を進めながら対策をしていきたいと考えております。  あわせて、踏切等の安全対策につきましても、事故の現状等をしっかりと確認しながら、これにつきましても事業者とともに連携を強化して、安全対策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○国出委員長  よろしいですか。他にございますでしょうか。  梅田委員。 ○梅田委員  先ほど三好委員のほうからもありましたが、ホームドアの整備については、ご存じのとおり、昨年、国交大臣、副大臣、事務官、事務次官等に、市長と議会と合わせて、明石、西明石のホームドアについて要望書を持っていき、直接お会いしてきた経緯がありますので、どうか、その都度、都度、窓口も決めてもらって連携をとっていくということをしないと、JRさんに任せ切りということではないでしょうけど、相手方の流れのペースであれば、明石がせっかく10万人の乗降客がある中で、進展がおくれてしまうと思いますので、その点は意見として、しっかりと連携を密にしていただきたいということを申し上げたいと思います。 ○国出委員長  森本副市長。 ○森本副市長  副市長の森本でございます。  議会の皆様方にも国のほうに行っていただいて、本当にご協力をいただきながら、このホームドアの設置の件についてご理解、ご協力をいただいており、本当にありがとうございます。  そういうことで、幸いにも、JRにつきましては明石駅、西明石駅と具体的に名前も出てきておりますし、先ほど政策室長のほうから申し上げましたけど、時期についても明確になりつつあるという状況でございます。  この流れをしっかりとつなげていって、できるだけ早く、またこちらもしっかり相手に物を言う。それで、相手任せにならないように、こちらのほうもしっかり頑張ってまいりたいというふうに思ってございます。その都度、またご報告等についてはさせていただきたいと思ってございます。  以上です。 ○国出委員長  他にございませんか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  高齢者、自転車、鉄道という3つの点から交通安全計画ということなんですけども、交通安全対策会議で、どんな議論されてるのかということについて、2点ちょっと確認をしたいんですけども。  1つは、この二、三日、マスメディアで報道されてますポケモン等、いわゆるスマホを見ながら運転をして幼児の死亡事故を起こしたということが、この1年間でもかなり事件としてあったと思うんですね。それについて、対策会議でどんな議論がされているのかということと。  あと、兵庫県から離れて他府県に行きますと、横断歩道での車の一旦停止が本当に守られているんですよ。ところが、兵庫県に入りますと、横断歩道で歩行者が渡ろうとしても、なかなか車がとまらない、そういった事例が、本当に、この明石でももう日常茶飯事なんですけども、その2点について、どういう対策なり、どんな点で議論されたのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○国出委員長  交通安全課長。 ○倉井交通安全課長  まず、ポケモンなり携帯電話をしながらの運転というお話ですけれども、なかなか啓発だけで、それを正しい方向に持っていくというのは非常に難しいところがありまして、警察とも連携しているんですけれども、警察のほうでもそういった取り締まりを強化していきたいというふうに、会議の中でおっしゃっていただいておりますので、そちらの取り締まりの強化と合わせて、啓発も引き続きやっていくんですけれども、さらに警察と連携を強めてやっていきたいと考えております。  それから、もう1点が、これも車のマナーの問題ですね。この辺もしっかりと警察の、もちろんこれも取り締まりあっての啓発になる。逆なのかもしれませんけれども、啓発と取り締まり、これをしっかり連携してやっていきたいと考えております。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  警察の啓発なり取り締まりが一番肝心だと思うんですけども、交通安全週間などのときには、確かに警察官の方が交差点等で立ち番といいますか、やっているのを見かけるんですけど、ふだんはそういうの全然見かけないんですね。ですから、やっぱり子どもの通学時間帯に、そういった横断歩道で、朝は地域の方がかなり頑張っていただいているんですけども、帰りは結構ばらばらですから、そこらを含めて、やっぱり警察が立って、違反があったら厳しく検挙するというぐらいな取り締まりにしなければ、何で兵庫県だけがおくれてるねんということをよく聞きますんで。一応、明石も観光都市を目指してるんですね。ですから、兵庫に来た、明石に来た、一体どないなってるんですかという話になったらば、ほかの面にもたくさん悪影響を与えるんじゃないかと思いますんで、そこらよろしくお願いいたします。 ○国出委員長  他にございますでしょうか。よろしいでしょうか。  それでは、続きまして、イ、明石市自転車利用環境向上計画について、説明を求めます。  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長の田仲でございます。  私からは、報告事項イ、自転車利用環境向上計画について、委員会資料に沿って、ご説明いたします。恐れ入りますが、委員会資料をごらんください。  まず、計画の趣旨でございますが、交通事故全体に占める自転車事故の割合は、依然として高い水準にございます。また、今後、この対策を実施していく上で、国からの補助を受けるためには、自転車に関する計画を策定する必要があります。  このことから、平成27年度より、関係機関と協議を進め、計画の策定に取り組んでまいりました。上位計画である第2次明石市交通安全計画でも、自転車対策を重点項目の1つに位置づけていることを踏まえ、安全・安心で快適な自転車利用ができるまちを目指し、このたび、自転車利用環境向上計画を取りまとめたものでございます。  計画の概要でございますが、目標は、自転車が関係する事故を減らすことでございます。次に、基本方針といたしまして、「はしる」、「まもる」、「とめる」の3つを上げております。  「はしる」につきましては、通行環境を整備することでございます。自転車通行帯を設置することや、自転車の通行位置を示すマークを路面に表示することなどであります。  「まもる」につきましては、ルールの遵守やマナーアップ等により、自転車の安全利用を推進することであり、自転車教室の開催やルールの周知に取り組んでまいります。  「とめる」につきましては、安全で快適な駐輪環境を創出することで、駐輪施設の充実や放置自転車の撤去等の取り組みのことでございます。  今後の進め方でございますが、平成29年度から、順次、自転車の通行環境を整備していくとともに、ルール遵守やマナーアップ等を、ハード、ソフトの両面から安全・安心で快適な自転車利用ができるまちを目指し、取り組みを推進してまいります。  資料といたしまして、A4とA3の資料を添付いたしております。まず、A4の資料につきましては、計画書の構成でございまして、ごらんのような章立てをしておりますが、内容は、先ほどの説明と重複するので省略させていただきます。
     次に、A3の資料が概要版となります。ページを1枚開いていただきまして、見開きをごらんいただけますでしょうか。  左上の囲みに整備形態のイメージを記載しております。左側は自転車専用通行帯、一般的に自転車レーンと呼んでおります。でございまして、基本的に1.5メーター以上の路肩の確保が可能な道路での整備になります。  右側につきましては、車道内に自転車と自動車が混在する形態ではございますが、自転車の通行する位置を明示するために、矢印状の矢羽と呼ぶマークや、自転車をあしらったピクトグラムを設置するものでございます。  下半分に地図をつけております。ドット、点々で示す箇所につきましては、平成26年、平成27年の2年間に自転車事故が発生した箇所でございます。着色した路線、色の濃い線と薄い線がございます。これにつきましては、今後整備を予定しております自転車ネットワーク路線でございまして、延長は130キロメーターとなります。このうち、色の濃い線につきましては、優先的に整備を進めていく路線でございまして、今後10年間での着手を目指してまいります。  整備形態につきましては、凡例にお示ししております。  説明は以上でございます。今後は、当計画に基づきまして、着実に取り組みを推進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見等はございますでしょうか。  三好委員。 ○三好委員  素案ということで、まず特に自転車も車両の一部なんだという、軽車両なんだよという意識づけ、やはり強化していかなければならないというようなところと、もう1つ考え方として、自転車も交通事故の加害者になり得るという観点から、自転車保険なんかありますよね。ああいうことにポイントを絞って、何か反映させるような考え方は、あるんですか。 ○国出委員長  道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長でございます。  委員おっしゃいますように、自転車も加害者となり得るということで、最近は高額賠償のケースもふえてきております。そういったことを踏まえまして、兵庫県のほうで条例を制定いたしまして、保険への加入を義務づけておりまして、それを順次、皆さんに周知して普及しているような状況でございます。  先ほどソフト、ハード両面と申し上げましたが、そういったソフトの面で、そういったことをさらに周知啓発していくように取り組んでまいりたいと思っております。 ○国出委員長  三好委員。 ○三好委員  以前に比べれば、当然、加入率というのは上がってるかと思うんですけど、まだまだ入ってる方は少ないんじゃないかなという認識なんですけど、その辺も踏まえて、ぜひ、このプランの中に盛り込んでほしいなというふうには思ってるんですけど、その辺はいかがでしょうか。 ○国出委員長  交通安全課長。 ○倉井交通安全課長  自転車の保険の話なんですけれども、確かに昨年からそういう県の、県民の保険というのが始まりまして、徐々に加入者がふえておりまして、1万人は超えているんですけれども、市内でも。自転車の保険というのが、自転車専用の保険というのと、それと皆さん入っておられます車の保険に附帯保険としてついているのがたくさんありますので、そのあたり、よく確認いただきまして、その車の保険にどれぐらい加入されていて、そこにどれぐらい附帯されているのかというところまでは、ちょっと統計がないんですけれども、かなりの方は、その自転車なりバイクなりも合わせて加入されていることと思いますが、今後さらに啓発を続けていきたいと思います。 ○国出委員長  よろしいですか。他にございますでしょうか。  寺井委員。 ○寺井委員  10代の後半の子どもたちの、多分、事故が多いということで、今、明石市内は学区の再編もありまして、県立、明商もそうなんですけど、約6割、7割ぐらいが自転車通学なんですね。先ほど三好委員からもありましたけど、保険に関しては、PTAで強制的に義務化していこうというような流れにはなっています。  また、子どもたちは、市内に定期的にPTAなんかが一応指導はしてますけども、学校内でスマホが使えないから、行き帰りスマホを持って、学校に着くまでの間、スマホを操作して、また門を出たら、帰るときにまたするというような形で、非常に危ない。指導はしてますけど、なかなかそれをやめられないという状況です。  ですから、やはりそういう子どもたち、学校の関係と、そういうところともっと連携を密にとっていただいて、マナー教室、そのあたり本当に定期的に、密に指導していただきたいなと思うんですが、その辺の連携はどうでしょうか。 ○国出委員長  交通安全課長。 ○倉井交通安全課長  交通安全課長でございます。  例えば、高校では、全校自転車通学が許可されておりまして、全て許可をする条件として、保険に加入すること、という形になっております、今では。中学は、唯一、魚住中学校のほうで許可されてるんですけれど、ここはまだ全員義務化までは行ってないみたいですが、極力入るようにということで指導されているようです。  例えば、高校は入ってるんですけれども、中学生にしても、放課後なりクラブ活動、塾へ行くとか、そういうときに自転車に乗りますから、このあたりは教育のほうともしっかり連携して、全員加入を目指して頑張っていきたいと思います。 ○国出委員長  よろしいですか。他にございますか。  久枝委員。 ○久枝委員  すみません、自転車の車道、自転車専用道のことについてお聞きしたいんですけど、例えば、自転車が車道を走っているときに、アンケートの回答にもありましたが、怖いのは車と、あとはバイクですよね。バイクが来るから怖いということがあって、なかなか車道のほうを走らないという方が結構多いと思うんですね。  今回の、このA3のやつの整備形態の決定というふうに書かれているとこがありますが、これ基本的に、車道を広げて、そこに自転車の専用部分をつくりますよというふうになってますね。こうなると、多分ここをバイクが走ると思うんですよ。結局、自転車が後ろからバイクにあおられるような形になったりとかして、結局怖い思いをするというとこは変わらないのかなという気が若干します。  どちらかというと、これよりも、今、結構大きな歩道を通って、歩道の半分を自転車ですよというところがありますよね。高丘からおりてくるところとか、そういうのがあると思うんですが、どちらかというと、そのほうが自転車を運転する方も気持ちよく走れるというか、安心して走れるというふうには思うんですが、その点について、この計画について何か、どう思われるかをコメントいただければと思います。お願いします。 ○国出委員長  道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長でございます。  今、委員のほうから、広い歩道の場合は半分を明示して自転車と歩行者がそれぞれ分離すればいいんじゃないかというふうなご意見をいただきました。現におっしゃったような整備が、明姫幹線なんかでは一部なされてございます。  ただ、今回、国のほうから示された基準によりますと、やはり自転車が歩道を走っていると、いつまでも意識として、やはり自転車は歩道を走れるもんだというふうな意識が払拭できないということで、やはり自転車は、原則、車道ということを浸透させるということも込めて、車道を原則走っていただこうというふうな流れになってございます。  バイクでございますが、整備形態を2つつけておりますが、1つレーンのほうにつきましては、ここをバイクが走ることは道交法上できません。ですから、そこはバイクとの接触は少ないと考えております。右側の車道混在につきましても、基本的にはピクト等で自転車というふうにお示しをするわけですので、基本的には分離が図れるものだというふうに考えております。  ということもございまして、これからもやはり、自転車は車道という流れを進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○国出委員長  よろしいですか。他にございますか。よろしいでしょうか。  それでは、次に移ります。  ウ、西明石清算事業団用地等の活用について、説明を求めます。  武田都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長の武田でございます。  報告事項ウ、西明石清算事業団用地等の活用について、委員会資料をもとに、ご報告させていただきます。委員会資料をごらんください。  西明石活性化プロジェクト協議会において、地域の課題を取りまとめたまちづくりの姿では、地域共通で優先的に取り組むべき2つの課題について、最優先課題とされております。  現在、最優先課題のうちの1つであります西明石駅及び駅周辺の安全性と利便性の向上につきまして、西明石清算事業団用地等の活用を基本に検討を進めておりますが、現在の進捗について、ご報告をさせていただきます。  1、西明石清算事業団用地等の概要です。当該用地は、西明石駅南側に位置しておりまして、その敷地規模は、約0.6ヘクタールとなります。現在は、仮設の自転車駐輪場などとして利用をしております。  2、これまでの経緯です。平成27年6月に、まちづくりの姿の手交式が行われた後、市が主体となりまして、課題整理ですとか解決手法の検討を行うとともに、JR等と協議を行ってまいりました。また、昨年の10月ですが、西明石地域の代表者と市長が、清算事業団用地の活用等について、直接意見交換をさせていただいたところです。  3、平成28年度の検討内容です。(1)基本的な考え方ですが、地域共通の最優先課題でありますJR西明石駅及び駅周辺の安全性と利便性向上を踏まえながら、地域の健全で魅力ある発展に寄与することを目的としております。現在、JR等関係機関との協議を継続しており、平成29年3月末をめどに整備方針案を取りまとめる予定となっております。  それでは、裏面をごらんください。  (2)整備方針(案)(配置する都市機能等)です。市民サービス機能等の一定規模の公共空間を確保し、その公共空間へのアクセスや現在の仮設駐輪場の本整備等、駅及び駅周辺の利便性の向上とともに、選ばれるまち明石にふさわしい集合住宅を配置することを検討しております。  (3)整備手法(案)です。整備手法(案)としては、民間活力の活用により、市支出を極力抑える効率的な整備について検討をしております。  (4)市の考える土地利用イメージ(案)につきまして、それぞれ平面イメージ、立体イメージを載せております。なお、本イメージでございますが、あくまで現時点の市としての利用イメージとなっておりますので、今後はそれぞれ地権者と協議を行ってまいります。  最後に、4、今後のスケジュール、平成29年度以降でございますが、市の考える土地利用イメージをもとに、関係機関等との協議を進めながら、詳細検討、計画策定から事業化に向けて、段階的な検討を行っていく予定としております。  以上、ご報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見等ございますでしょうか。よろしいですか。  永井副委員長。 ○永井副委員長  今、説明を受けたんですけども、やっと西明石のまちづくりに明石市も踏み込んでいただけるのかなという思いが1点あります。  前市長の折に、今からもう6年以上前ですか、西明石活性化プロジェクト協議会がつくられまして、かなり長い間、明石の部長の方々も委員として入っていただいて、議論をしてきて、まちづくりの姿という形で西明石のまちづくりの方向性というのをまとめていただいたわけですけども、それを受けて、今回、西明石駅並びに駅周辺の安全性と利便性向上の1つの案として、この清算事業団用地等の活用についての素案が出されたわけですけども。  まず聞きたいのは、この整備案というのは、もともと複数あったのか、この案だけなのかということをまず聞かせてください。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長の武田でございます。  今回、複数の案があったのかというご質問でございますが、検討する上では、今回お示ししている中で、公共施設ですとか、駐輪場ですとか、そういった配置場所等について複数検討を重ねてまいりましたが、現在お示しをしておりますものが望ましいのではないかということで、現在、市としては考えているところでございます。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  複数あるならば、複数出していただいて、やっぱりこの間、まちづくりの姿をつくっていただいた委員の皆さんや地域の皆さんに、こういう案があるけれどもどうだという形のことで、協議をしていくというのが本来の協働のまちづくりじゃないかというふうに思うんです。  私も、当初、プロジェクトをつくったときに、協働のまちづくりで西明石のまちづくりを進めていくんだということで、本当にびっくりしたんですよ。今までは、まちづくりというのは行政がトップダウンで行うという、トップダウンという言葉はちょっと不適切かわかりませんけども、主導で行うというのが、この間のまちづくりであったんですけども、そうではなくて、市民の方の意見も聞きながら、市民の皆さんの知恵もアドバイスもいただきながらつくっていくということだったというふうに思うんです。  ですから、せっかく複数の案があるならば、しっかり出していただいて、議論の場に、それこそよりよいまちづくりにつなげていくべきだというふうに思うんですけども、そこらも含めて、とりあえず以後はそういうふうにしていただきたいとい思います。  裏面の平面イメージ図なんですけども、いわゆるアクセス路線ということで、矢印で書かれておるんですけども、民有地と書いてますから、その進入道路というのはJRの土地ではなくて、民間の所有者の土地だということなんですけども、この道路というのは、どのくらいの道路幅を考えているのかということ。その進入道路に接してます東西の道路、6メーターぐらいだったと思いますけども、集合住宅を建てるということになりますと、かなりの車が出入りをするわけですけども、そういったアクセスについて、この案しかなかったのか。この案のいい点と悪い点とかということについて、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  ご質問のアクセス道路の件でございますが、基本的には、西明石駅の直近の、大変駅に近い土地になりますので、例えば、公共施設等を考える上では、公共交通機関というのが基本になろうかというふうには考えておるところでございます。  一方で、今、お話ありましたように、集合住宅ということで、必要な駐車場等もございますので、そういったことを考えながら、道路についても現時点では細かく決まったものではございませんので、今後、詳細検討を続けていく中で、引き続きご指摘の点も踏まえながら、内容について詳細検討を続けてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  案ですから、これからいろいろまた改善をされていくと思うんですけども、いわゆる民有地と書いている進入道路だけが出入り口なのか、それともロータリーのほうに矢印が書いてますけども、そちらのほうにも向けるということなのか、ということも聞きたいんですけど。  先ほど、確かに駅のはたですから、車利用者、普通のマンションに比べると少ないというふうに思いますけども、ただ、集合住宅ですから、駐車場の附置義務が条例で義務づけられているんですけども、当然そういうことになると、車利用者というのはいるわけですし、そこらも含めて、本当にスムーズに車が流れるのかなというのを非常に危惧するわけです。かなりロータリーのほうにも出入りすることになりますと、混雑時はかなりの人が通行いたしますから、そこらの交通事故なども心配ですし、この民有地から出入りするにしても、跨線橋を使うと、国道2号から入ってきますと、右折するんですね。望海中学の前で右折するんですよ、信号の前で。  ですから、そういうことからすると、いろいろな問題点が出てくるんだと思うんですけども、そこらはどんな議論なり整理をされているのでしょうか。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  今おっしゃっていただいたようなことも含めまして、現時点では、まだたたき台のたたき台というべき利用イメージというところで、ようやくお示しをできた段階でございますので、今回ご指摘いただいた点も踏まえまして、さらに今後、詳細を検討する中で、ご懸念されていることについても十分検討を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  ですから、この案をつくる前に、冒頭言いましたけど、やっぱり地域の方としっかり協議をしなければ、せっかくいい案だと思っても、いろいろな問題点が出てくるということを私は言いたいんです。  現在、この場所、西明石まつりを含めて地域のイベントとか、さらには災害時の避難場所にもなってると思うんですけども、そこらはどんな整理の仕方をされるんでしょうか。いわゆる集合住宅を建てて、広場という部分がありますけども、イベントなり地域の人たちの活動の場なり、災害時の避難場所等はどういう対応なんでしょうか。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  先ほど来、繰り返しのご答弁になってしまいますけれども、現時点では、西明石の最優先課題の1つの解決として、駅に近い市有地であります、この清算事業団用地を有効的に活用するのが望ましいのではないかということで、現在、イメージのほうをお示しさせていただいたところでございます。  今ご指摘いただいたような点につきましても、今後、本計画を詳細に検討する中で、十分配慮をしながら検討を進めていくつもりでございますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いをいたします。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  検討していくということなんですけども、このまちづくりの姿の中で、当時の部長さんも4人ほど委員で入っていただいてるんですけども、このまちづくりの姿の中で、計画策定委員会を設置し、具体的な計画の検討、策定を進めていくと書かれているんですね。記入されているんですね。ですから、先ほど検討していくと言われてますけども、それは検討してもらわなあかんのですけども、やはりこのまちづくりの姿で書かれている計画策定委員会での設置をして、その中に地域の役員の方も、ぜひともJRも入ってもらわなあかんのですけども、検討していくべきだというふうに思うんですけど、そこらどうなんでしょうかね。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  平成23年から、非常に長い間かけていただきまして、協働のまちづくりということで、まちづくりの姿を取りまとめていただきました。その後、市のほうが主体となりまして、現在、課題の解決に向けて、市がしっかりと取り組んでまいりますということで進めてきたところでございます。  当然、課題解決に向けては、地域の皆様のお声を聞くというのは非常に大事であると認識しておりまして、昨年の10月には、西明石地域の方と市長のほうで直接意見交換をさせていただいたところでもございます。  今回、あくまでたたき台としてイメージをお示ししたところでございますが、今後は、こういった形で引き続き今回の報告のような形で、適時適切に、議会の皆様ですとか、地域の皆様へご説明をさせていただきまして、ご意見を頂戴しながら協働のまちづくりを進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  理事か部長に、その計画策定委員会を設置するのか、しないのか、ちょっと明確に答弁してください。もう能書きは要りませんから、設置するか、しないか。
    ○国出委員長  都市整備部長。 ○鈴見都市整備部長  都市整備部長の鈴見でございます。  副委員長お尋ねの計画策定委員会についてでございますが、本会議のほうでも答弁もさせていただきましたけれども、今はまさに事業について具体に前に進めていく段階というふうに考えてございますので、計画策定委員会ということではなしに、今後ともこういった案を適宜、適切に、案をお示ししながら、議会及び地域の方の意見をいただきながら、事業を進めていく段階というふうに考えてございます。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  それは間違ってますよ。西明石の北側、西明石土地区画整理事業ですけども、私、調べましたら、昭和37年、都市計画決定を打ってるんですよ。それから、もう50年以上、広い地域をまちづくりしていこうとすると、都市計画決定をちゃんと打って、当然その審議会もあって、さらにはその前段の県とか国との調整もあって、手続を踏まなければ、虫食い状態のまちづくりでは、本当に住みたいまちにならないと思うんですよ。  理事、そこら計画策定委員会、どうですの。市民の皆さんも入って協議をする場なり、JRなり、関係者が入って協議をする場というのをつくらずに、はい、今回は、この清算事業団用地ですよ。次はどこそこですよと、そんな形で進めていくんですか。 ○国出委員長  森本副市長。 ○森本副市長  副市長でございます。  先ほど冒頭の説明でもありましたけれども、昨年の10月に地元の皆様方と市長を交えて意見交換を行いました。そのときには、そういうご質問をいただいたんですけれども、市長のほうからは、まさにこれがその場だというお返事をさせていただいております。  その中でも、市長が申し上げましたのは、もう今、議論の場ではなくて、具体的なものをお示しして、それがどうだという、そういう段階だというふうにご説明も申し上げております。  まさに、今回こういう形で、1つには、その場でも清算事業団用地の活用ということもご説明を申し上げております。まさに、そういう意味で、1つずつ具体的なものをお示しする段階。  また、それと一番大事なのは、それを利用される方、それができる地元の皆さんのご理解というのが大事だというふうに思っております。市が勝手につくって、これでどうだというものではなくて、こういうたたき台があるんだけれども、どうなんだと、使い勝手とか、そういうものはどうなんだということをしっかりと情報をお示しして、ご意見を頂戴して、それを吸い上げながら、また進めていくという、そういう形が大事だろうというふうに思っております。ご理解を賜りますように、よろしくお願いをいたします。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  市長との話し合いの場に、私はその場に臨席してませんでしたから、市長がどういう形のことを約束したかわかりませんけども、今の答弁からすると、じゃあ地域が毎月市長と懇談会をしたいと言ったらば、市長が応じれるんですかね。私、それはちょっと不可能だというふうに思うんですよ。  今、具体的にという話がありまして、この説明の中で、一定規模の公共空間の確保というように書かれていて、括弧して、市民サービス機能等と書かれているんですけども、ただ、このまちづくりの姿の中では、行政サービス施設、子育て施設、文化施設、交流施設、集会所、情報提供コーナー、教室等と書かれているんですよ。  だから、この立体イメージ図で、公共施設というのは、ぼんと何か平面的な形で書かれてますけども、これはイメージだから、わかりやすく書いたというふうに説明は受けましたけども、公共施設として、一定規模というのは、どういう規模なのか、どういう施設を入れようとしているのか、そこの考えがあれば聞かせてください。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  現段階では、あくまでも一定規模ということで、ある程度の公共空間を確保しながら、この西明石地域で必要なサービス機能につきまして、今後ご意見を賜りながら、必要な公共空間について、一緒に考えていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  全然、話が進まへんというのかね。やっぱり西明石の北も南も歩いてくださいよ。せっかく6年近く地域の人たちが、行政のトップの人たちといろいろ議論をして、まちづくりの姿をまとめたんですよ。  特に、南のほう、今、駐車場用地がかなりふえていってます。老朽化した施設がほんまふえているんですよ。それをこの箇所をやります、この箇所をやります、そういう場当たり的にやってたら、その駐車場のとこにマンションが、鉄筋がぱっと建ってもたらね、まちづくりできませんよ。  やはりちゃんと都市計画の網にかけて。それは年数はかかると思いますよ。そういうことも含めて、ちゃんと地域の人の理解を得なければ、まちづくりできないと思いますし、住みやすいまちにならへんというふうに思うんですよ。  そして、公共施設をここにつくったとすると、当然、今、JRの新幹線の下にあります西明石のサービスコーナーもこっちに来るんだというように思うんですけども、となると、北の人たちのアクセスをどうするんだという話が出てくるんですよ。少なくとも、西明石駅の整備をせなあかんのですよ。バリアフリー化、自由通路、ちゃんと広げる、そういった手だてをせなあかんのですよ。  となると、JRをどう巻き込むか、JRの協力をどう得るかということなんですよ。JRが協力するのは、やっぱり乗降客がふえるという最低限のことがなかったら、JRはなかなか駅舎を建てかえませんよ。となると、やはり北も南ももっと人口をふやすという手だてを講じなければならないんですよ。今、西明石の南を見たら、駅のはたが近隣商業地域ですか。問題のJRの職員住宅ですよ。半分以上が空き家なんですよ。そこをどうするかというのを、JRはやっぱり考えを持っていると思うんですよ。  やはり用途地域の変更とか、建蔽率、容積率の変更、見直しというのが、JRはそれを待っていると思うんですよ。そういうことを含めて、JRと協議をしているということですけども、そのJRのどこと協議をしているのかということを言えたら、教えていただきたいのと、JRの人と地域の人たちが協議ができる場というのは設けなあかんと思うんですけど、そこら、考えがあったら聞かせてください。 ○国出委員長  都市計画課長。 ○武田都市計画課長  都市計画課長でございます。  JRとの協議の中におきましては、当然、JRの職員住宅についても、ある程度話題に上ることではございますけれども、直近で具体的に何かがあるというふうには伺っておりませんでして、こちら当然、JRの用地であることですので、市のほうの一方的な判断だけでできるものでもございませんので、今後も引き続きJRと協議する中で、意向等を伺いながら進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  課長もよろしいですけど、部長、理事、副市長、やはり先ほども言いましたように、JRの職員住宅をどうするかということで、本当に西明石全体のまちづくりがころっと変わるんですね。駅の改修抜きに西明石の活性化なんかあり得ませんよ。  ですから、そういう面からすると、JRの意向なり考えなり、そして明石の市役所の意向、そして地域の皆さんの考え、やっぱり三者。当然、川重とか商店街の人たちの意向も反映をせなあかんと思うんですけども、そこらをどうするか。やっぱりそういう意味でも、先ほど言いましたように、計画策定委員会というのが絶対必要やと思うんですけど、それ、部長、理事、副市長、考えを聞かせてください。 ○国出委員長  森本副市長。 ○森本副市長  副市長の森本でございます。  JRのお話は、本当に前から永井副委員長からもよく聞いております。巻き込むべきではないかというご意見は何度も聞いておりますが、ただ、ここに関して、JRが何かしないから、動かないから、この西明石のプロジェクトが進まないと、そういうものではないというふうに思っています。  当然、大きな課題の中に、いわゆる往来をもっと自由にできるようにとか、駅舎の問題というのは出ておりますけれども、それを市がそれに対して具体的に何か動けるかというと、動けないという、そういう限界もございます。  その中で、市としてできることは何か。具体的に着手できるところは何か。最優先課題の中で、具体に絵を描けるものは一体何なのかということで、今回お示しをさせていただいたということでございます。  特に、今、JRの南側のお話が出ております。確かにJRの職員住宅、非常に広い敷地がございますけれど、今それに対して市のほうが何かできるかということには限界があろうかというふうに思っております。  以上です。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  なかなか納得できない答弁しか返ってこないんですけども、市だけでJRを動かせると私は思ってませんよ。市よりも、地域の人たちのほうがJRを動かせますよ。だから、地域の人たちの力をかりなあかんのですよ。そういう考えに立ってください。  もう1点は、本会議で質問しましたけども、いわゆる別所町なり東藤江の老朽化した密集住宅地をどうするんやと。それこそ都市計画で網かけしないと、どうもできませんよ。それこそ古い家が、隣の家が倒れかかってきて、どうにかしてくれ。条例つくりました。しかし、所有者が了解しなければ潰せないんやね。強制執行できないんですよ。そういうことは特別の話ですけども、やはり災害といったことになった場合に、このまま放置はできないと思いますよ。大災害になる可能性があるんですよ。  そういうことからすると、その地域も含めて、しっかり見直しをしていく、そのような都市計画、網をかけていく、絶対必要だと思いますけど、そこら考えがあったら聞かせてください。 ○国出委員長  都市整備部長。 ○鈴見都市整備部長  都市整備部長の鈴見でございます。  副委員長お尋ねの件につきましては、建物密集地域における防災対策の早期実施ということで、本会議でも関連の質問をいただいたところでございます。  本会議でも私のほうでご答弁を申し上げましたように、ハード、ソフト、2面の対応がございまして、ハードであれば、例えば、密集市街地ということで大蔵地区での住環境の整備であるとか、あと狭あい道路の拡幅と、ハードの整備も行っているところでございます。  ただ、本会議でもご答弁申し上げましたように、これにつきましては、地域住民の合意形成であるとか、財政的負担で、かなりの時間を要するということでございます。  こういったことから、ソフト対策ということで、防災・減災の取り組みを今、力を入れてやってきてございまして、例えば、地域特性に応じた自助・共助を中心とした地域防災力の向上であったり、また、火災防災対策として、実際の車両進入路とか消火栓の状況を確認したりとかいうところの、ソフトのところを中心に力を入れて、今やっているところということでございます。  いずれにしても、この密集の部分については、かなり時間を要しますので、当面ソフト中心になろうかと思いますが、この西明石全体のまちづくりにつきましては、繰り返しになりますけれども、まずは、この清算事業団用地の活用を喫緊の課題、最優先課題を解決するところでさせていただいて、適宜、適切、地域の方、議会の意見も聞きながら進めていく。全体についても、引き続き、また協議していくということで、ご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○国出委員長  永井副委員長。 ○永井副委員長  かなり時間をとって、やりとりしたんですけども、私の思いなり、地域の思いと理事者の思いがかなり食い違っているなと、率直に思います。  まちづくりというのは、やっぱり地域の人の協力がなかったら進まないんですね。何でまちづくりするかといったらば、やっぱり住みやすい、住み続けたいまちづくりなり、そこでやっぱり人が育っていく、商売していく、そういった地域なんですよ。  そして、そういう面では本当に西明石というのは、以前からも副都心だと位置づけをされたぐらい、交通の便も含めて、本当に優位性のある地域なんですね。そこをこのまま寝かせておくというのは、本当にゼロでなくてマイナスになっていくんですよ。やはり、私も区画整理におりましたから、やはり都市区画決定をちゃんと打って、国の補助金をもらうとこはもらって、やはりJRをどう動かすかということを、知恵を絞ってやっていくべきだというふうに思います。  ですから、この間も地域の人たちといろいろ意見交換もやっているということなんですけども、ぜひとも前向きに、もっともっと地域の人たちと協議をしていただきたいと思いますし、先ほど災害対策で地域の話をされてましたけど、やっぱり地域に入って、このままでは危ないんやと、立ち退くことに協力してくださいよという話をしていかなあかんと思うんですよ。足を運んでくださいよ。でなければ、進みませんよ。  以上、意見を申し上げます。 ○国出委員長  他にご質問、ご意見ございますでしょうか。よろしいですか。  それでは、次に移ります。  エ、平成29年4月組織改正案について、説明を求めます。  小田垣土木交通部次長。 ○小田垣土木交通部次長  土木交通部次長の小田垣でございます。  報告事項エ、平成29年4月組織改正案について、お手元の資料に基づいて説明をさせていただきます。  お手元の資料をお開き願います。1項目めの改正の背景と目的から、2ページ目の改正の考え方につきましては、事務分掌条例改正の目的や局制導入など、組織体制の見直し理由に関する内容のため、総務常任委員会での審議内容となりますので、説明は省略させていただきます。  3ページをお開きください。3項目めの市長事務部局の主な改正内容のうち、当委員会の関係分につきまして説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、2ページほどめくっていただきまして、組織改正総括表(案)がございますので、お開き願います。その5ページをお開き願いたいと思います。  表中の右の欄が現在の組織、左の欄が改正後の組織の案でございます。都市局内の主な内容でございますが、まず1点目に、土木交通部と都市整備部の再編に際し、連携強化と事務の効率化を図るため、都市計画課、交通政策課、土木総務課の総務係を統合し、2行目にございます都市総務課を新設いたします。課内には統合による庶務事務を所管する総務係のほか、都市計画係、景観係、交通政策係を新設いたします。  2点目に、道路行政の一元化をより一層進めるため、用地課と土木総務課調査係を統合し、中ほどにございます道路総務課を新設し、課内には調整係、用地係を新設いたします。これに伴い、用地課は廃止といたします。  3点目でございます。区画整理事業に関する業務を一元化し、事務の効率化を図るため、区画整理課と大久保駅前区画整理事務所を統合し、上から11行目に記載のあります補償係、換地係、工務係、指導係の4係に再編いたします。なお、統合後の区画整理課は、現大久保駅前区画整理事務所内に設置いたします。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○国出委員長  説明は終わりました。ご質問、ご意見等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。  それでは、報告4件を聞いたということをご確認お願い申し上げます。  その他につきましては、次回、3月16日に行いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、建設企業常任委員会を閉会いたします。  次回は3月16日、午前10時から開会いたします。  ご苦労さまでございました。                            午後2時26分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                         建設企業常任委員会                         委員長  国 出 拓 志...